幾寅駅に続いて、国鉄広尾線「愛国駅」と「幸福駅」です。
「愛の国から幸福へ」・・・私が小学校から中学校に上がるころにブームになりました。鉄道マニア以外が騒いだのは、もしかしたらこれが最初だったのかも。
まず到着したのは愛国駅。
9600形蒸気機関車が静態保存されています。
愛国駅では、同世代と思われるご夫婦二組にお会いしただけです。このあとの幸福駅の賑わいとは雲泥の差で、ひっそりとしていました。
駅前には、可哀そうに朽ち果てたヨ3500?売店として利用されていたとか。
レンタカーを走らせて幸福駅へ移動。
こちらは駐車場にたくさんの車が停まっていました。駅までも暑い中を移動。昨年の夏の北海道は、メチャ暑でした。
買った入場券を貼り付けるのが楽しいんだとか。
売店でグッズをいくつか買いました。結構安くてお買い得。紹介はまたいずれ。
カップルや親子連れ、年配の方など、幅広く観光客が訪れていましたが、小さなお店があるだけでした。もう少し工夫して、JR北海道の収入増に繋げたらどうかと思うのは、関西人の血のせいでしょうか。赤字続きでは保存もできなくなります。昔の景色を極力損なわないような、適当な匙加減で経費を賄う方策も必要では?
駅舎周辺には人が集まりますが、ホームの方は皆さん少し見ただけで立ち去ります。
私としては、それが好都合。人影が入らず撮影し、のんびりと見学。
車内も貸し切り。懐かしいブルーの直角シート。
キハ22の運転席。
さらに奥まで歩いていくと・・・
なぜか若い女の子二人連れが、「わ~珍しい」「これ何するのかな」としばらく張り付いて見ていたので、彼女たちがいなくなるのを待って撮影しました。
私も彼女たち同様に、この車両の役割がわかりません。片側はラッセル車のようではありますが、クレーンのようなものも積まれています。ご存じの方、教えてください