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テーマ:鉄道(21858)
カテゴリ:筑肥線
浜崎駅(はまさきえき)は佐賀県唐津市浜玉町浜崎にあるJR九州・筑肥線の駅。
駅番号はJK16。 旧浜玉町の中心駅で、快速が停車する。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅。 互いのホームは跨線橋で連絡している。 改装された木造駅舎がある。 JR九州・鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。 2017年度の1日平均乗車人員は636人。 浜崎駅は1923年(大正12年)12月に北九州鉄道の駅として開業した駅。 北九州鉄道は大正時代に現在のJR九州・筑肥線の主要部を建設・運営した鉄道会社であるが、筑肥線の中で一番最初に福吉駅からこの浜崎駅の間を開業させている。(福吉駅と浜崎駅の間に鹿家駅も一緒に開業している。) 北九州鉄道は唐津町に本社を建てており、現在の唐津駅から北に1キロほど離れた場所(現在は大志小学校)で起工式をおこなったのだが、最初に線路を敷いたのはそれから東側にだいぶん離れた浜崎駅から福吉駅の間、全長わずか9キロあまりで、間には鹿家駅があるだけだった。 博多とも唐津とも繋がっていない、ただ飛び地にポツンと全長9キロの線路と駅が3つあるだけで、そこを蒸気機関車に引かれた列車が毎日5往復、行ったり来たりして所要時間は23分だったそうだ。 これは唐津の東側の住民が「汽車が走ると虹の松原の松が枯れる」との反対の声があがったので、しかたなく虹の松原よりもっと東の浜崎村から鉄道建設をはじめたからだということ。 しかし、虹の松原付近に住む住民もすぐに鉄道建設の反対意見を引っ込めて、線路は無事にこの浜崎駅から唐津方面にも伸びていった。 ”九州の鉄道”に関することで参考にしている本 ・九州の鉄道おもしろ史 明治・大正・昭和 [ 弓削信夫 ] ・福岡鉄道風土記 /弓削信夫 /〈単行本〉【中古】afb ・JR九州のひみつ [ PHP研究所 ] ・九州鉄道の記憶 名列車・名場面・廃止線 [ 宇都宮照信 ] ・人口減少と鉄道 (朝日新書) [ 石井幸孝 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.13 20:25:28
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