最終的に全20編成が在籍し、小田急顔の集大成として製造された6両の5000形。
全車がリニューアルされ、前照灯がシールドビーム化された編成が登場する等、晩年は編成ごとの個性が多い車両でした。

そんな6両の5000形ですが、パンタグラフが3基の編成と、2基の編成が存在しました。
元々は全編成が3基でしたが、リニューアルの途中から撤去されるようになり、デハ5400のパンタグラフがなくなりました。

編成ごとに一覧化すると、以下のとおりとなります。

5251F:3基
5252F:3基
5253F:3基
5254F:3基
5255F:3基
5256F:3基
5257F:3基
5258F:3基
5259F:3基
5260F:2基
5261F:3基
5262F:2基
5263F:2基
5264F:2基
5265F:2基
5266F:2基
5267F:2基
5268F:2基
5269F:2基
5270F:2基

パンタグラフが撤去されたのは10編成で、丁度半数に達していました。
対象となったのは1999年度以降にリニューアルが実施された編成となっています。

20200209_04

写真はパンタグラフが2基となっていた5260Fです。
前照灯等の違いと組み合わさり、編成ごとの個性を増やす要因となっていました。