大入駅(だいにゅうえき)は福岡県糸島市二丈にあるJR九州・筑肥線の駅。
駅番号はJK13。
駅と並行して国道202号線が走っている。
無人駅であり、2016年度(平成28年)の1日平均乗車人員は121人。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。
国道202号が並行しているが国道からは直接駅に出入りすることはできず、線路を跨いだ南側の細い道からのみの出入りとなる。
山側の1番線には直接スロープ形式で、国道側の2番線へは別の出入口から跨線橋を渡ってホームに入る。
2番線は列車交換時のみ使用され、交換がない場合、基本的に上下列車とも1番線を使用する。
大入駅の周辺には大入漁港や大入海水浴場がある。
ここら辺はきれいな砂浜があり、夏は絶好の海水浴場となる。
いまのような車社会の時代になる前は、列車で海水浴場を訪れる人が多く、シーズン中だけ大入駅と隣の筑前福江駅の間に深江浜駅という臨時停車場も開設されていた時がある。
また、大入駅は現在は糸島市にある駅だが、糸島市は2010年(平成22年)1月に前原市・糸島郡志摩町、二丈町が新設合併して出来た市であり、それ以前は大入駅は二丈町の駅であった。
二丈町の名前の由来は、かつての一貴山、深江、福吉の3村の境にあたる二丈岳にその名を由来している。
”九州の鉄道”に関することで参考にしている本
・
九州の鉄道おもしろ史 明治・大正・昭和 [ 弓削信夫 ]
・
福岡鉄道風土記 /弓削信夫 /〈単行本〉【中古】afb
・
JR九州のひみつ [ PHP研究所 ]
・
九州鉄道の記憶 名列車・名場面・廃止線 [ 宇都宮照信 ]
・
人口減少と鉄道 (朝日新書) [ 石井幸孝 ]