留萌本線の終着駅、留萌駅には国鉄だけで3方向へ路線が走っていました。
(他にも天塩炭礦鉄道、留萠鉄道がありましたが、コアすぎるので扱いません)
2015年12月まで留萌本線が増毛駅まで走っていたことは記憶に新しいでしょう。
1987年までは宗谷本線の幌延駅まで、日本海沿いに走る羽幌線も発着していました。
羽幌線は石炭輸送もありましたが、増毛と同じく海産物、主にニシン輸送に利用されてきました。
しかし炭鉱が閉山し、ニシン漁の不振等により、鉄道は次第に使われなくなっていきました。
また、今年3月に留萌本線とほとんど平行する無料の高速道路、深川留萌自動車道が開通することが決まっているのです。
そんな状況で、留萌本線の廃止はほぼ確実と言ってしまって良いかと思います。
留萌駅は相当大きな役割を果たしていた駅だということを今回のご紹介でお伝えできたらと思います。