近くに住んでいながら20年間でこれだけしか撮っていなかったのか。その間に大学へ行き、北海道や九州を旅行し、就職したら海外にも行っている。関西の私鉄もカラーでたくさん撮っている。一番撮らないのが大手私鉄の支線区だといえる。これは先輩のカメラマンも言っていた。特急が走る本線は撮るし、地方私鉄や大手でも観光路線等は撮っているが、ぜんぜん引っかからない線区があるものだ。今津線がそのような線区に当る。

 今回アップするのは宝塚の高架工事続編と1990年代の阪急関連の仕事ができて、その直前に撮っていたカットになる。

 写真は撮り続けるのが大事で、しかも内容が片寄らないように気をつけたい。デジカメを使うようになってからは特に気をつけている。撮っていない形式や列車はないか。撮影地もできるだけ弱点の無いようにしているつもりである。
7000801 阪急宝塚南口高架工事
高架工事の2年目になる。すでに片側の高架が完成し、線路を敷く段階になっている。


7000803 阪急810宝塚南口
宝塚南口〜宝塚間は仮線の余裕がなく、単線運転で高架工事をしている。宝塚から大阪へ行く客は、宝塚線を使えるから、それ程影響は無かったと思う。


7000805阪急863宝塚南口
宝塚南口駅の高架工事。片側の高架が完成すると、右側の駅舎は解体されたのだと思う。温泉街へ抜ける道路も拡幅された。


7000808 阪急812宝塚南口
武庫川の橋梁工事を上流側から撮影。


阪急906201 ,5200小林
5200系は阪急では初の冷房車。ちょうど私の高校入学時にデビューして、一番思い出の多い形式だった。当時は本線使用だが今津線でも準急で使われていた。しかし、20年もたつと一線を退き、ローカル運用に転じていた。クーラーが5基で屋根のカーブ径の小さいのが特徴である。これはカレンダー向け写真で、この頃から阪急の仕事も受けて、撮影チャンスが多くなった。


阪急905630  今津5200
5200系も6連で運用。2000系等の付随車を連結している。後部には逆瀬川の再開発ビルが見える。






先日、昼寝していたらスマホに入電があり、某私鉄SLの注文をいただいた。それで、翌日も昼寝したが、もうかかってこなかった。起床がかなり早いので、昼になるとぐったり疲れてしまう。
 そろそろ貨物列車本の新刊にご注意下さい。