もっとゆっくり訪問したかった駅 中央本線・日野春駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

穴山からさらに登り日野春駅に到着です。
このあたりは、八ヶ岳の山体崩壊によって流れ出た岩石が堆積した地域です。
そして堆積した岩石の両側が川に侵食され、その両側の川が合流する韮崎まで七里岩と呼ばれる台地を形成している地域です。
 
したがって、韮崎方面からは常時上り勾配となっていて、SLが走っていた頃の中央本線は、この日野春駅で給水をして長野方面に向かっていました。
構内は2面3線で待避可能なこうぞうとなっているため、ここで特急の待避が行われており、私が訪問した列車も、ここで10分ほどの停車時間があったと記憶しています。
 
そうなると、その間に駅舎の撮影をしたくなるのが駅好きとしては当然です。
 
まずは、駅前風景を撮影し…
 
構内です。
構内は2面3線となっていますが、駅舎にホームは接しておらず、右に見える駅舎側に、私が立っている島式ホーム、列車に隠れている左側に単式ホームがある構造となっています。
 
駅舎とホームの移動は跨線橋を使います。
駅舎、跨線橋とも、東京方面に寄った場所に設置されているため、塩尻方面の先頭に陣取っていると、停車時間中の駅舎撮影には移動時間がかかります。
 
私もそんな感じ、えっ!跨線橋使って、駅舎撮影して戻ってこれるかなと不安になりますが、視界に木造駅舎が入っているので、もうロックオン状態!行くしかありません。
 
で、バタバタと撮影した駅舎です。
雪がほどほどに降るのでしょうか、雪止めのあるトタン屋根の木造駅舎です。
 
庇の形状、庇下の柱の古さ、とても素敵です。
しかし、停車中の列車が気になってしょうがありません。
 
ゆっくり観察するまもなく列車に戻りました。
駅訪問の効率は良いのですが、成果は薄いものになってしまいました。
 
(平成16年7月撮影)