311000系のライトユニットを作りました。

 

まず、ライトレンズを作ります。タミヤのφ2mm透明ソフトプラ棒から約1mm×0.75mm×1.5mmの直方体を切り出し。尾灯用はクリアレッドで塗装します。前照灯用は無色のままですが、切断面にプラセメントを塗って艶が出るようにしました。

 

レンズをライトケースに挿入。少量のエポキシ接着剤で固定しました。

 

プラ板に遮光のためのポリエステルテープを貼り、その上に美軌模型店の配線済みLED「きらめきライト水平型」を取り付け。光ファイバーでLEDの光をライトケースまで伝えます。

 

LEDはプラ板の上下に貼り付けていて、下が前照灯、上が尾灯です。それぞれ、発光部をクリアオレンジ、クリアレッドで塗装しています。

また、前照灯用の光ファイバーと尾灯用の光ファイバーの間をポリエステルテープで仕切り、光漏れを防ぎました。

 

台車からの集電には美軌模型店の集電板を使用しています。

 

銀河モデルのエアーホースが短すぎたので、TOMIXのPZ-001に交換しました。ホース本体は成形色の黒のままで、コックのみシルバーで塗装しました。2枚目の写真と比べるとホースが長くなっているのがお分かりいただけますでしょうか。

銀河モデルのは金属製で自分で曲げる必要がありましたが、こちらはプラ製で初めから曲がった形状に成形されています。

 

それでは、ライトを光らせてみましょう。

 

電球色の前照灯。ライトレンズに用いたソフトプラ棒は光ファイバーの性質を持つので、くっきりと明るく光ってくれました。

実車の前照灯は2016年以降白色LEDに交換されましたが、この車両は原形のシールドビームのほうが似合っていると感じます。

 

尾灯。この写真では黄色っぽく写っていますが、肉眼で見るともっと鮮やかな赤です。

 

ライトケース内での若干の光漏れはありましたが(前照灯点灯時に尾灯が、尾灯点灯時に前照灯がうっすらと光る)、気にならないレベルなのでこれでOKとします。

 

今後は遮光ケースを作り、運転台と前面ガラスの工作に進みます。