長津田の次は恩田…というわけですが、今月に関しては、長津田よりもこちらがメインです。

冒頭の写真、アントにつながれた8500系編成が写っていますが、実はこれが8621Fの編成の下り側半分。電車が恩田駅に到着する前、アントに押されて入れ換えをしている光景を見て、思わず息をのんでしまいました。

 

さて、とりあえずはいつもどおり、工場全体が見渡せる高台に足を運びます。

その途中で、テクノシステム中庭に、謎のバスが3台並んでいるのが見えました。

 

新型エルガ

 

いすゞの新型エルガのようです。

しかもこの3台、3台とも静岡県内の特別支援学校のスクールバスのようでした。左から順に、袋井・富士・東部の各支援学校の表示があります。納車前にここで整備を受けている、あるいは受けたのでしょうか。

 

こちらは↑の3台をリアから狙ったもの。

 

「静岡県」の文字が見える

 

高台から見渡します。

手前のテクノシステム側の敷地には、仮台車が何台か置かれているだけで、車両は置かれていません。庫内には1523編成(1023Fが1500番代化されたもの)がいるという話がありますが、庫内は確認できませんでした。

 

この庫内に1523が?

 

こちらは、こどもの国線の本線越しに見る長津田車両工場。8621Fと思われる車両の他、9020系もいます。写真には写っていませんが「ゆうマニ」もいました。

 

手前が「21世紀の青ガエル」5122F

 

しかし5122Fも数奇といえば数奇な運命をたどっていますなあ。本来は田園都市線用として生を受けながら、何を間違ったのか8連化されて東横線へ転用され、副都心線などの乗り入れ対応改造まで受けて東横線所属になってしまいました。そればかりか、まさかまさかの「青ガエル」化。これは東横線開業90周年を記念して施されたラッピングでしたが、利用者に思いのほか好評だったため延長しているものです。いっそのこと、退役までこのままでもよいのでは。

 

そして8621F。こちら側には上り方4両が分割留置されていました。8500系の編成は

 

←渋谷・押上・南栗橋・久喜 McM'TMM'MM'TMM'c 中央林間→

 

ですから、下り方(中央林間方)4両ということは、MMユニットの真ん中で分割されていることになります。勿論、定期入場であればこんな分割方法は絶対に取りませんから、運用離脱、退役を前提とするものであることは明白です。

 

あり得ない位置で分割されていた

 

写真をご覧いただくとわかりますが、ステッカー類は全て剥がされておりました。例外は先頭車の「女性専用車」のものだけです。

 

こちらは工場の正門前から、望遠で先頭車8621の表情を。

 

どこか寂しげに見える

 

やはり退役した編成は、どことなく寂しそうに見えてしまうものです。

 

現在甲種回送されている2020系の第12編成が到着すれば、また8500系に運用を離脱する編成が出るのでしょう。その編成は検査期限の関係でいえば、8623Fが最有力だそうですが…。

それにしても8606F、いつまで残るんだろ。

 

※ 当記事は後で並べ替えるため、アップの時点では通し番号(ブログナンバー)を振りません。

 

【追記】(令和2年2月16日)
当記事はそのまま並べ替えをせず、2月11日付の投稿に変更し、併せてブログナンバー5070を振ります。