2020年2月13日木曜日

惜別 阪堺線旧恵美須町停留場

1月31日の営業を最後に閉鎖された阪堺電気軌道阪堺線旧恵美須町停留場ですが、自分は最終日に行くことができませんでしたので今回は過去の旧恵美須町停留場の画像を貼って振り返ってみたいと思います。


こちらの上の画像は2019年2月に堺筋南東側から旧恵美須町停留場の駅舎を撮影したものです。


こちらの上の画像は2016年12月に堺筋南西側から旧恵美須町停留場の駅舎を撮影したもので、先ほどの2019年2月に撮影したものと比べますと喫茶店の隣のお店が違います。


こちらの上の画像は2019年2月に撮影した旧恵美須町停留場の「阪堺電車のりば 恵美須町駅」と書かれた駅名標で、上段の「阪堺」と「電車のりば」、下段の「恵」と「美須町駅」の箇所が微妙に違って見えるのは、元々現在の阪堺電気軌道となる前の南海電鉄大阪軌道線時代は「南海電車のりば 恵美須町駅」となっていたのを現在の阪堺電気軌道に分社化されてから上段の「阪堺」と下段の「恵」の部分のみを修正したためであります。


こちらの上の画像は2016年12月に旧恵美須町停留場の駅舎を少し入ったところから撮影したもので、左上に時計と時刻表、中央の少し右上に発車標などが写っております。


こちらの上の画像も2016年12月に撮影したもので、先ほどの発車標の裏側にコインロッカー、喫茶店などが写っております。


こちらの上の画像は約60年前から恵美須町停留場を利用されている同好の方に教えていただいて2019年9月に撮影した改札を封鎖するチェーンをかけるためのポール(画像左手前と右奥)で、実際に改札口があった頃に使われていたもののようです。


こちらの上の画像は以前3線あった頃の旧1番線の跡地を2019年2月に撮影したものです。


こちらの上の画像は2019年2月に撮影した1番線降車と2番線乗車ホームの先端にある信号所兼詰所で、木造の建物が歴史を感じます。


こちらの上の画像は2019月2月に撮影した2番線で、2018年9月の台風21号で降車ホームの屋根が所々飛ばされて最後までそのままでした。


こちらの上の画像は2019年2月に撮影した2番線降車ホーム側にある西側の駐車場に出る扉らしきものですが、先ほどの同好の方のお話によりますとかつて改札口として使用されていたのではないかということでした。


こちらの画像は以前はよく見かけたくず入れですが、たまたま以前撮影した画像のフォルダを整理していたら出てきたもので、2008年に撮影したものです。


こちらの上の画像は2019年9月にホームの屋根の支柱を中心にホーム全体を撮影したものです。


こちらの上の画像は先ほどのホームの支柱を拡大したもので、先ほどの同好の方からこの支柱はアメリカのカーネギー社のレールで出来ているものということを教えていただいて撮影したものです。この支柱のレールをよく見ますと右側に「CARNEGIE 1897. ET. |||||||||||| NANKAI」、 左側に「CARNEGIE STEEL. CO」と刻印されているのが確認できます。


こちらの上の画像はレールの支柱に貼られていた「停留場移設のお知らせ」を今年の1月12日に立ち寄った時に撮影したものです。


こちらの上の画像は新恵美須町停留場の工事が始まった2019年8月に新旧恵美須町停留場の東側から撮影したモ601形モ605です。


こちらの上の画像は今年の1月26日に旧恵美須町停留場の南西側から通天閣を入れてモ351形モ351を撮影したものです。


こちらの上の画像は2019年4月に通常運用のモ161形モ162と貸切運用のモ161形モ166がホームを挟んで並んだところを1番線乗車ホーム側から撮影したものです。


こちらの上の画像は2019年3月に1番線に停車する通常運用のモ161形モ164を2番線降車ホームから駅名標を入れて真横から撮影したものです。


最後の画像は最終電車にモ161形モ161が充当されたということですが、自分は行けませんでしたので、2016年9月に阪堺電車さんの公式イベントとして開催された「モ161形車撮影会とちん電バルの旅」に参加させていただいた時にこの旧恵美須町停留場で撮影したモ161形モ161です。


普段は上町線の天王寺駅前停留場を利用することが多く、あまり恵美須町停留場を利用することはなかったのですが、日頃からお世話になっている同好の方々から色々と旧恵美須町停留場のことを教えていただき、撮影することもできましたので厚く御礼申し上げます。


百年以上の間、お疲れ様でした。


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