茨城交通発行 常磐高速バス 勝田・東京→上野・東京 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

茨城交通の勝田営業所で発売されております、常磐高速バス「勝田・東京→上野・東京」の乗車券です。

 

 

消費税率8%時代の券です。 

 

 

 

こちらは半硬券で、1葉に5枚の券が連綴された冊子となっており、「大人用」と「小児・身障大人用」の2種類が設備され、大人用は「Ibaraki Kotsu黄地紋」、小児・身障大人用は「Ibaraki Kotsu紫地紋」となっておりました。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

 

券番は裏面に記載され、左上の記号は「大人用」は「A」、「小児・身障大人用」は「B」となっており、注記事項は硬券では「上記路線のみ」となっておりましたが、こちらは「常磐道高速バス勝田・東海線に限り」と具体的な記載となっています。

 

 

 

 

 

こちらも消費税率10%への引き上げにより運賃が改訂され、現在は新運賃券に切り替わっています

 

 

 

大人運賃は60円値上げされて2300円に、小児と大人身障運賃は30円値上げされて1150円に改訂されました。

 

新運賃券も「大人用」と「小児・身障大人用」の2種類が設備されましたが、地紋は双方とも「Ibaraki Kotsu赤地紋」となって地紋色の違いが無くなり、「小児・身障大人用」には赤色で「小・身大」の影文字が印刷されるようになりました。

 

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

 

裏面の記載は旧運賃券と同じで、こちらも左上の記号は「大人用」は「A」、「小児・身障大人用」は「B」となっています。

 

 

先に申しましたように、この乗車券は「茨城交通勝田営業所」の窓口で発売されておりますが、昨日のエントリでご紹介いたしました「水戸大洗インター」発の常備硬券の乗車券はバス停での立ち売りであり、バラの硬券を輪ゴムで束ねてカバンに入れておりますが、この券のような冊子に連綴された券の方が保管と取り扱いがしやすいように思われます。