2020年2月7日、阪神本線内で阪神武庫川線用の車両となる5500系「5513編成」「5914編成」の2編成が阪神尼崎工場(阪神車両メンテナンス)を出場し試運転を行いました。今回出場した編成は従来の「赤胴車(急行用)」とも「青胴車(各停用)」とも異なる独自色の強い車両となっています。
今回出場した編成はc#5513とc#5913で構成された「5513編成」、c#5914とc#5514で構成された「5914編成」の2編成。従来の車両とは大きく異なるカラーデザインが特徴的である。
【5513編成】
旧5513編成の大阪方2両は、c#5613に運転台設置とパンタグラフ増設を実施、車両番号をc#5914に改称しています。
5313編成は5500系の標準色から黄色をベースとしたカラーリングに変更されており、c#5513には窓下に2本の黒帯がペイントされている。また、車内も阪神タイガースのホームユニフォームを模した白地に黒の縦縞模様を化粧板に採用しています。
【5914編成】
旧5513編成の神戸方2両は、c#5614に運転台設置とパンタグラフ増設を実施、車両番号をc#5914に改称しています。また、この2編成は「5900形-5500形」または「5500形-5900形」で編成の向きを統一するものと予想していましたが、今回の出場では5113編成が「5500形-5900形」、5914編成が「5900形-5500形」という『編成により車両の構成順序が異なる』組成形態が組まれています。
(これについてはhttp://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/21760354.html(武庫川線の車両置き換えに関する記事)で掲載しています)
5914編成は緑色をベースとしたカラーリングで、c#5514にはc#5513と同じような配置で白線がペイントされている。車内はレンガ積みをイメージしたデザインが採用されており5513編成が「阪神タイガース」をイメージしているのであれば5914編成は「阪神甲子園球場」をモチーフにしたと推測できる。
(画像は5500系の更新車です)
うみあ@umia824121世紀に入ってからデザインで最先端を走り続けてきた阪神電車。令和に入りその素晴らしいデザインセンスは更に研ぎ澄まされたようだ。
2020/02/07 16:23:38
この5500系は令和における阪神の進化の一つの象徴と言えるであろう。 https://t.co/oK0eb9Rukb
今回出場した編成はc#5513とc#5913で構成された「5513編成」、c#5914とc#5514で構成された「5914編成」の2編成。従来の車両とは大きく異なるカラーデザインが特徴的である。
普ぅ。@WsbyNSrAC株主「なんで巨人色の電車ばっかり走らせとんねん!どないかせんかい!」
2020/02/07 22:30:10
阪神「俺の答えはこれや!(外装にコッテコテのタイガースカラー・内装に縦縞)(外装に甲子園の看板(or蔦?or芝生?)・内装に甲子園の煉瓦メッセージ)」 https://t.co/Lm0dXp7fPB
阪神大好き👍@Hanshin_DISK5513F車内のこれ何? https://t.co/UAK2pjddZ0
2020/02/07 22:17:33
【5513編成】
旧5513編成の大阪方2両は、c#5613に運転台設置とパンタグラフ増設を実施、車両番号をc#5914に改称しています。
5313編成は5500系の標準色から黄色をベースとしたカラーリングに変更されており、c#5513には窓下に2本の黒帯がペイントされている。また、車内も阪神タイガースのホームユニフォームを模した白地に黒の縦縞模様を化粧板に採用しています。
【5914編成】
旧5513編成の神戸方2両は、c#5614に運転台設置とパンタグラフ増設を実施、車両番号をc#5914に改称しています。また、この2編成は「5900形-5500形」または「5500形-5900形」で編成の向きを統一するものと予想していましたが、今回の出場では5113編成が「5500形-5900形」、5914編成が「5900形-5500形」という『編成により車両の構成順序が異なる』組成形態が組まれています。
(これについてはhttp://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/21760354.html(武庫川線の車両置き換えに関する記事)で掲載しています)
5914編成は緑色をベースとしたカラーリングで、c#5514にはc#5513と同じような配置で白線がペイントされている。車内はレンガ積みをイメージしたデザインが採用されており5513編成が「阪神タイガース」をイメージしているのであれば5914編成は「阪神甲子園球場」をモチーフにしたと推測できる。
(画像は5500系の更新車です)
【解説:中間車の制御車化】
車両の短編成化を行うにあたり、長大編成では2両の制御車と大量の中間車が発生する。「中間車の制御車化」はこの「大量の中間車」をに運転台を設置し「1本の長い編成」を「数本の短い編成」に組み替えることで車両の本数を確保する技法であり、国鉄やJR各社の電化区間拡大や(地方都市圏での)電車形ダイヤの導入、使用用途の変更にあわせた近郊形・通勤形電車の編成確保の手段として広く用いられた。
画像:JR東日本で中間車を制御車に改造したケース
山手線にE231系が導入された際に余剰化した編成の多くは短編成化された上で武蔵野線・京葉線などに転出したが、南武線・仙石線・川越線・鶴見線に転用された車両はその多くが中間車だけであった。そのため、中間車を制御車に改造することで運用に就けるよう改造が行われている。
そのほか、加古川線・播但線の103系はワンマン運転を行うにあたり中間電動車2両を先頭車に改造している。これは105系や123系などごく一部の例外を除けば国鉄形新性能電車で組成できる最短編成が『電動車ユニット2両1組(MM’ユニット1組)』であったためといわれている。
車両の短編成化を行うにあたり、長大編成では2両の制御車と大量の中間車が発生する。「中間車の制御車化」はこの「大量の中間車」をに運転台を設置し「1本の長い編成」を「数本の短い編成」に組み替えることで車両の本数を確保する技法であり、国鉄やJR各社の電化区間拡大や(地方都市圏での)電車形ダイヤの導入、使用用途の変更にあわせた近郊形・通勤形電車の編成確保の手段として広く用いられた。
画像:JR東日本で中間車を制御車に改造したケース
山手線にE231系が導入された際に余剰化した編成の多くは短編成化された上で武蔵野線・京葉線などに転出したが、南武線・仙石線・川越線・鶴見線に転用された車両はその多くが中間車だけであった。そのため、中間車を制御車に改造することで運用に就けるよう改造が行われている。
そのほか、加古川線・播但線の103系はワンマン運転を行うにあたり中間電動車2両を先頭車に改造している。これは105系や123系などごく一部の例外を除けば国鉄形新性能電車で組成できる最短編成が『電動車ユニット2両1組(MM’ユニット1組)』であったためといわれている。