本日2月8日は、JR東海道・山陽新幹線のN700Aの改良型と呼称されるN700系1000番台が営業運転を開始した日(2013年2月8日)ですが、今回は37年前に全線開通した大阪市営地下鉄 谷町線についてご紹介させていただきます。(写真はN700系4000番台で代用)
1983年2月8日に、大阪市営地下鉄 谷町線大日駅~守口駅間の延伸開業をもって全線開通しました。(写真は2013年に引退した30系)
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線は、大阪府守口市の大日駅から大阪府八尾市の八尾南駅までを結ぶ26駅28.1 kmの地下鉄で、1日平均輸送人員が約50万人とOsaka Metroでは御堂筋線に次いで2番目に多い路線となっています。
(路線図はWikipediaから抜粋)
大阪市営地下鉄で一番利用者が多い御堂筋線
あべのハルカスなどがある天王寺の繁華街を通る路線なんです

1967年3月24日の2号線(現在の谷町線) 東梅田駅~谷町四丁目駅間 (3.5 km) 開業を発端に谷町線は徐々に延伸しましたが、トンネル工事によって天王寺七名水をはじめ多くの大阪の名水を枯らしたほか、1970年の大規模なガス爆発事故(天六ガス爆発事故)が発生、多数の死傷者を出し工事が大幅に遅れるなど全線開通までの道のりは困難を極めました。
1990年4月17日から22系の運用が開始、19編成114両が活躍中です
2009年3月18日から大阪市交通局の車両としては初となる液晶ディスプレイ (LCD) による車内案内表示装置を設置した30000系が運転開始
大日駅から高槻駅、八尾南駅から藤井寺や冨田林へ延伸する計画が立案されましたが、工事に莫大な費用が掛かるなどの理由から、2018年4月1日の大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)への民営化後も白紙のままとなっています。

民営化後に谷町線は利用していないので、機会があったら谷町線など改めて乗りたいなと思います。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

鉄道コム