もう旅から約1ケ月経過してしまいましたが、気長に続けていこうと思います。

今回は3日目の後半で、新津から115系快速で長岡へ向かい、そこから上越新幹線で東京まで到達し、そしてサンライズ出雲に乗った処まで紹介します。

 

 

 

 

瀬戸瀬から志布志行きの旅・第9ランナー

新津17:17→長岡18:01 信越本線 3374M 快速

編成/新ニイ 115系N35編成 クモハ115-1068+モハ114-1164+クハ115-1211☆→長岡

 

 

新津からは115系快速で長岡へ向かいます。この3374Mは新潟を始発として、並行在来線となった妙高はねうまラインの新井まで直通する新潟の115系としては信越本線上り唯一の運用にして、最もロングラン運用となる列車です(下りは直江津と長岡で分断)。編成は、『2次新潟色』と呼ばれるリバイバルカラーを纏ったN35編成で、新潟に残る115系の塗色変更の人気投票を募った結果、一番人気となったカラーです。実はこの編成、昨年の正月に弥彦線と越後線で乗車しており、編成中3両とも乗車経験がある編成なのです。

 

 

 

上画像が動画からの切り出しでイマイチな画像になってしまったので、イメージとして昨年乗車した時に撮影した同編成の画像を貼っておきます。

(画像は2枚とも2019年1月5日撮影)

 

 

 

新津で新潟方面からの乗客が少なからず下車すると思っていましたが、その読みが甘かったようで相変わらず車内は混雑。決して全ての座席が埋まっているワケではないのですが、次の矢代田まで立席乗車、そこからBOX席に空席が出たので座りました。

 

矢代田から先は、加茂、東三条、三条、見附と少ない停車駅で115系の俊足を発揮、新津から44分で下車駅の長岡に到着です。

 

 

 

新潟県第2の都市の玄関口・長岡駅。

長岡といえば、『日本列島改造論』をブチ上げた昭和の大物政治家・田中角栄のお膝元。彼が脳卒中の病に倒れる事なく政治家を全うできたのなら、今の日本はどうなっていたのだろう…?

 

 

 

 

瀬戸瀬から志布志行きの旅・第10ランナー

長岡18:35→東京20:12 上越新幹線 1342C とき342号

編成/幹ニシ E7系F22編成(※固定編成のため各車両の形式番号は省略)⑩(指)E726-522☆

 

 

長岡からは上越新幹線で東京へ一気に移動します。とき342号は上越新幹線では少数派のE7系による運用です。

北陸新幹線の水没被害があったにも関わらず、既に新潟新幹線車両センターに配置されているE7系の2編成については転用される事なく上越新幹線の運用に就いています。

先頭車両に乗るなら1号車自由席か12号車グランクラスの2択しかないため、10号車の普通車指定席に乗車しました。

 

 

 

とき342号の特急券も、勿論えきねっと予約。

 

 

 

まだ1月2日ではありましたが、既にUターンラッシュは始まっており越後湯沢より先の指定席は満席。荷棚にビッシリ置かれた荷物が混雑を物語ります。とき342号は車両が新しいからなのか、前後の列車より早い時期から指定席が埋まっていました。

各座席にはコンセントが設置されているので、乗車時間中にスマホやビデオカメラの充電をしておきます。東京から乗るサンライズ出雲はノビノビ座席のため、自席では充電できないからです。

 

 

 

20:12、東京駅に到着。車両は12分後に、とき347号として再び新潟へ向かいます。

 

 

 

ついに、日本の首都・東京まで来ました!

赤レンガの東京駅丸の内口。

 

 

 

東京オリンピックまであと203日。

今世間を大きく騒がせているコロナウイルスの影響が心配ですが…。

 

 

 

長岡で駅弁に有りつけなかったので、食事ができる店がないか…と駅ナカをウロウロするのですが、遅い時間だった事もあって閉店している店も多く、ようやく見つけたのが東京駅一番街B1FにあるビストロCLEANTE(クレアンテ)。

 

 

 

そこで食べたのがインド風チキンカレー。

欧風カレーが売り切れだったためコレにしたのですが、なかなか辛かった…。

 

 

 

 

瀬戸瀬から志布志ゆきの旅・第11ランナー

東京22:00→岡山(翌)6:27  東海道・山陽本線 5031M 寝台特急サンライズ出雲

編成/①~⑦285系米イモI1(瀬戸号)+⑧~⑭285系海カキI5(出雲号)→東京(※固定編成のため各車両の形式番号は省略)

⑫(指・B個)モハネ285-3202☆

 

私としては1年振りにして、通算8度目の乗車となるサンライズエクスプレス。今回は岡山までの乗車です。

入線シーンを見たいので、早めにホームに入ります。

 

 

 

今回乗車するのはノビノビ座席の12号車(出雲号)。

 

 

 

サンライズの車両は21:35頃に9番線ホームに入線します。

ひっきりなしに電車が発着する東京駅ですが、このサンライズに関しては入線から発車時刻まで余裕があります。

 

 

 

到着してもすぐには乗車できず、乗務員の交替などの準備が完了次第、ドアが開きます。

 

 

 

ドアが開いた処で、私は一番乗りで車内に入ります。

冬場でなおかつ乗車時間が短い事もあって、今回シャワーカード購入の列に並ぶ事はしませんでした…。

 

 

 

今回初めて利用するノビノビ座席ですが、実際乗ってみると、思ったより窮屈な印象を受けました。とにかく、横になって寝られるスペースは確保されていますが。

このテの車両に乗るのは『快速ミッドナイト』のカーペットカー以来の事で、その時は熟睡していた事をいい事に隣にいた若者グループがイタズラで私の寝顔をカメラに撮っていたという事があって、それ以来夜行のカーペット車は敬遠していたのですが、サンライズの車両は各席がきちんと区切られているタイプなので『不法侵入』しない限りそのような事はないだろうと…。周りの乗客にもヤバそうな奴等はいないようだし。

 

 

 

出雲号の編成はJR東海所属のI5編成。

 

 

 

ノビノビ座席はえきねっとで予約可能なので、みどりの窓口での10時打ちをせずに指定席をゲットしましたが、1ケ月前のお昼位の段階でまだ「△」が表示されていたのが出雲号でした。

岡山までの利用なので、出雲号・瀬戸号どちらでも良かったのですが、意外なコトに瀬戸号のほうが先に満席になっていたのです。

指定券は昨年暮れ、只見線に乗りに行った時に会津若松駅で発券し、その後個室ソロ(シングルではなく、あくまでもソロ)に変更する事も試みましたが結局空席が出る事はありませんでした。

 

 

 

いよいよ、22:00の発車時刻となりました。

 

 

 

新幹線ホームに停車中のE2系を見ながら、東京駅を後にて西を目指します。

 

 

 

しばらく街の灯りを見ながら過ごしていましたが、旅の疲れも出てきたので、横浜あたりで寝る事に。

寝具は実質毛布だけなので、私はダウンジャケットを枕代わりにしました。床の固さはあまり気になりませんでしたが、隣の男性客は持参のマットを敷き込んでいました。

 

 

 

今回はここまで。以降は次回に紹介します。

つづく。