9年前の2011年1月29日に、小田急5000形(10両編成 / 2012年3月引退)のさよなら運転が行われました。

そんな1月29日は、空港アクセス特急「ミュースカイ」用車両である名古屋鉄道(名鉄)2000系がデビューした日です。

今回はデビューから15年目を迎えた名鉄2000系についてご紹介させていただきます。

【名鉄2000系】
2005年1月19日に、名鉄空港線開業と同時に全車特別車(座席指定)2000系が営業運転を開始しました。
中部国際空港へのアクセス特急「ミュースカイ」用として登場した車両で、「空と海」の爽快なイメージから連想する「青と白と水の透明感」をコンセプトにした名鉄のイメージを一新した塗装となりました。
名鉄のコーポレートカラー赤を取り入れた車両(写真は一例、1000系)が多い中、2000系は一際異彩を放つ存在
名鉄特急の代名詞と言える展望車(写真は名鉄パノラマカー)は連結時の貫通幌対応という条件と、バリアフリー化を優先させたため、設置を断念しましたが、代替として運転席にライブCCDカメラが設置され、デッキとの仕切り扉上部に設置された22インチの液晶ディスプレイに表示されるようになっています。

一般公募で車両愛称を募集した際に、名古屋鉄道の略称である名鉄(Meitetsu)の頭文字「M」と名鉄特急の特別車の愛称「μ(ミュー)」と空港をイメージさせる空の意味である「sky」を組み合わせた「ミュースカイ」が採用され、列車種別にも使用されています。

機器面では、車体傾斜制御装置や液晶モニタによる車内案内表示器を採用するなど従来の名鉄車両には無い新機軸を多数搭載したミュースカイの利用は好評で、デビュー当初の3両編成から4両編成に変更、さらに増備され12本48両が活躍しています。

空港線や中部国際空港を利用した事が無いので、いつかミュースカイに乗って中部国際空港へ行ってみたいなと思います。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

鉄道コム