加悦を目指して統一レンタカーは走る!!
道中でインパクトがあったものといえば…。
ガソリンスタンドを呑み込んだ主張の強いローソン
そして、それは目の前に現れた…
こんな盛られた土地の上に建っていたとは…!
なんか実感が湧かない…これが本物の加悦SL広場なのか…
車を降りてみると、そこには
うおおおお本で読んだような南海電車が目の前にいる!!!ボロボロだけど!!!!
うっひゃぁぁぁぁぁぁぁN電!!!!!
二軸電車が目の前に!
タンコロ解体新書を読んでいた方ならご存知と思いますが、わたくしこの時代の電車の足回りの構造が知りたい人間…!
チェーンを引くとブレーキがかかる仕組みがなんとなーくわかるかなぁみたいな。
やはり明治村の動く電車を見てみないといけないが、ここまで近寄れる電車も珍しいですからね。
どシンプルな直接制御器ですね。
素晴らしい…。
キハ10
なんかここからすでに貴重な乗り物の臭いがムンムンします
入場券を買って中に入ると…
あひ!!
いきなり登場するマッチ箱客車
倉庫になっていたものを復元したんだとか。
しかし強烈なディテール
中はこんな感じ。
畳のシートが横一列になって、個室にドアがついています。
やはり小さな客車とはいえ広い。
そういえば今の列車も4列シートだし、この座席にも4〜5人は座れるんじゃないでしょうか?
今思えば、4人もいたんだから横に並んで座ってみればよかったですね…。
反対側には合造車ハブ3
なんというか、今風に言うとハニフと言うべきでしょうか
荷物室を見ることができました。
ブレーキはこの手ブレーキ。
廃車の翌年、大阪万博に展示されたそうです。
明治に製造された2号機関車
1874年製、鉄道省120形です。
ボイラーの調子が悪く1956年に廃車。
ところが鉄道ファンにその貴重さを説かれ、保存を決意。社宝として保管されてきたんだとか。
加悦鉄道は配線前から駅構内をSL広場として整備していました。
そのためか、小型のSLがたくさん保存されているのが興味深いです。
こちらは国鉄から借りていたC57とC58。
この辺の行き場はどうなっちゃうのかな…なんで話をしていました。
1913年、アメリカ製の蒸気機関車です。
東レの工場で働いた後、N電とともに宝塚ファミリーランドから来たんだそうで。
キャブに入ってみましたが、なかなか狭い・・・。
投炭練習機まで展示してありました。
機関車運転は体力勝負…
今ではデスク型運転台ですから、便利な時代になったものです。
ここは機械だけじゃなく、投炭の成績表まで展示しています。
かつては腕利き機関助手みたいなのがここに出たのでしょうか
車両展示はSLに限らずまだまだあります。
キハユニ51
キハ04スタイルの気動車です。
加悦鉄道ではキハ51、荷物を載せられる旅客車として運行されました。
1993年に大修理を行い、加悦鉄道譲渡前の姿に原形復元したんだとか。
車内も堪能しちゃいます!
その郵便室がこれ。
江若鉄道から譲り受けた機関に換装し、液体変速機に交換されているそうです。
これがそのエンジン。部品が大型なせいか構成パーツが多いのかはわかりませんが、ユニットと考えると結構大きいです。
台車の枠の形がシンプルですね。
4号機関車。
1921年製。空気ブレーキ装置を後付けしたので、大型のタンクが張り出しています。
B6よりも30年後の作りですが、B6もこうやってタンクを後付けしてごつい機関車になっていますね。
それだけ長く使われたという意味なのでしょうか?
あまりにも展示車が充実してエモいので、しばらく加悦鉄道の話が続きます()
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