お茶の水橋の強化補修/歩道拡幅工事で車道路面を引っぺがしましたら、1949年に廃止になった都電の一方の元祖、東京電気鉄道線、通称「外堀線」の線路が当時のままに出現したそうです。
https://article.yahoo.co.jp/detail/4edba1d02e1031ac8c4c04b3a06f107a80e056c6
橋の上は路線廃止後も線路を撤去せずに、ずっとアスファルト舗装をし続けていたため、上下線複線でそのままの形で封印されていたそうです。71年前の記憶が現代によみがえったような、このお話。
何ともロマンに満ちたお話で、すぐにも押っ取りカメラで目にしたいものですわ。
で、小生も実は↓こんなものを見つけて、ちょうど10年前に記事にしていました。
小生の記事に出てくる遺構は、もう一方の都電の元祖、東京市街鉄道「街鉄線」の遺構です。詳細はリブログ記事をお読みくださいませ。
万世橋旧駅はリニューアルされて現在も健在ですが、ただ、この遺構は残念ながら撤去されて消滅してしまいました。
この場所に建っていたポールですから、きっと、万世橋駅が中央線の終点だった頃は、ここで街鉄線に乗り換えて、品川駅や都心各所へ市電を利用して、移動していた市民の足を支えた「チンチン電車」の大事な架線を支えていたキーポールだったはずだと、小生は今でも信じています。
なので、お茶の水橋の遺構出現はとっても嬉しいのですが、このポールが残っていればなぁ、と思うと返す返すも残念です。