こんにちは。
またもや1週間ぶりになってしまいましたね。というわけで西武線全走破の続編となります。気づけばもうパート4です。
※前回までの記事です。ぜひご覧ください。
西武といえばやはり池袋線と新宿の2大幹線ですが、それ以外にももちろん支線がたくさんあり、西東京から埼玉にかけて西武一帯の地となっています。特に所沢からその西周辺は西武グループの観光施設が多く、そこを取り巻くように支線が走っています。
というわけで最初は所沢から1駅お隣の西所沢駅へ。ここからは西武ドームの方へ路線が伸びています。狭山線と呼ばれる路線ですが、その終点は「西武球場前」でまさしく埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドームの最寄り駅となっています。駅数にしてたったの2駅ですが、ドームでのイベント開催日以外でも日中20分に1本程度走っています。
途中駅の下山口での乗降客もそれなりにいるため西所沢を出た時点でそれなりに乗っている印象でした。乗車した車両は2000系の8両編成でしたが、多くの列車は4両編成で運転されるようで、8両や10両が通常の狭山線で見られるのは少ないと思われます。まあ、4両でも立ち客があまり出ない程度の乗車率ですからね。
ですが終点の西武球場前駅は大変立派な端頭式のホーム。狭山線のホームは3番線から6番線まであり、一気に4本の電車が発着できるようになっていますが、これはイベントの時のため。何もないときは端っこの3番線と4番線のみを使用するようです。ちなみにプロ野球の試合開催時には東急東横線やメトロ有楽町線からの直通電車がここまでやってくるので東急車やメトロ車がこの大きなホームで多くの乗客を吐き出します。思えばこういうイベント時のためにホームが広くなっているのを見ると京王の競馬場前や近鉄の天理を思い出しますね。
ここからは新交通システム「レオライナー」に乗車。白いブロックのような車両がゴムタイヤで走ります。西武球場前から西武遊園地まで走り、途中駅も西武遊園地の西口に当たるところというまさしく西武グループの観光施設を回るための路線という感じです。ディズニーのモノレールに相当するもののような感じでしょうか。
使用される車両は8500系と呼ばれており、どこぞの爆音電車を思い浮かんでしまう形式ですが、こちらはゴムタイヤですので音も静かな方で。そしてゴムタイヤですので普通の電車と違って乗車しているときの感覚も違い、ちょっとした浮遊感を得られます。
遊園地をぐるっと回るような形で西武遊園地駅に到着。ここでは西武多摩湖線に接続しており、どちらも1線のホームのためそれをくっつけて1本の島式ホーム化のようになっています。これによって乗り換えがスムーズで、駅前を散策する余裕があまりなかったような…
さて今回は少々時間が押してまして、西武球場前でも西武遊園地でも施設内にはもちろん駅の外も出ていないのでもったいないことをしたなと思っています。それで実はこの年末の西武のフリーきっぷ利用時には西武線を全線乗ることはできていないので、後編として2月に未踏区間を走破してこようと思っているのでその時時間があれば今回記事にした施設などを少しでも取り上げられればなと思っています。