横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸ルートが決定。
横浜市は1月21日、市営地下鉄ブルーラインの延伸ルートを決定したことを明らかにしました。
延伸ルートは、横浜市青葉区のあざみ野駅から川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅を結ぶものです。
延伸ルートは、あざみ野駅を出ると嶮山(けんざん)、すすき野を通り、沿線のスポーツ施設であるヨネッティー王禅寺を経て新百合ヶ丘駅南口に至る予定で、新たに4つの駅がそれぞれの場所に設置されます。
ブルーラインの営業距離はそれまでの40.4㎞から47.4㎞に。延伸が実現することによって都営大江戸線の営業距離(40.7㎞)を抜き、日本一長い地下鉄路線の座に返り咲くことになります。*1
地図上では近距離ながらも、電車での移動は大幅に時間がかかっていたあざみ野駅と新百合ヶ丘駅。延伸によってそれまでの30分から10分と大幅に短縮されます。
また、新百合ヶ丘から新横浜へ向かう場合、それまでの35分から27分とこちらも大幅に短縮される見込みで、周辺路線の混雑緩和も期待されます。
この延伸ルートは最終的に2030年の開業を目指しています。
ブルーラインでは昨年の夏に発生した2度の脱線事故により、その安全性が問われていました。
しかし、横浜の各市街地*2を直接結ぶというブルーラインだけが持つ長所を生かし、快速電車の運転を始めるなど、その利便性が評価されつつあります。
ブルーラインがだけが持つ唯一の長所を発揮できるものになることを願います。
↓鉄道コム ブログランキング参加中!
↓よかったらワンクリックお願いします!