京急ミュージアム開館!でも、観覧予約は当面いっぱい。姿は実物が見られるけれど、では走りっぷりは。 | 湘南陽光電しゃ館 鉄道館

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京急本社が、みなとみらい21地区へ移転して、今年に入って、一昨日、本社ビル内に「京急ミュージアム」もオープンしたそうです。

「本物」をポリシーとした展示物の目玉は、やはりデハ230の実物。

京急デハ230と言えば、ご存知、現京急の高速運転側の元祖、湘南電鉄の名車デ1の後の姿っす。ちなみにアーバンライン側の元祖は京浜電気鉄道でしょうかね。

ちなみに同じ?顔した3扉車は300/400初代型で、ガキんちょ小生の好みの電車でした。川崎駅前広場にあった昇降式大踏切で、走っていく姿を良く眺めてましたっけ。

230は最近知ったのですが、戦時中は大東急傘下でゲージの違う相鉄※神中、線(現本線)へ応援に入ったこともあるそうです。

また、これも最近はメジャーに語られるようになりましたが、湘南デ1として登場当時は、将来の東京高速鉄道※現メトロ銀座線の新橋~浅草間、の予定延長線への乗り入れのために、パンタの他に、第三軌条線区も走れるように、すでに台車にコレクタシュー※終電靴、を装備していたと言われる先進的な電車でした。サバーバントレインを当時すでに模索しようとしていた京浜電鉄、凄いですね~!。

なにより、大きな窓がずらっと並ぶ大型車体に、二扉のいかにも優等車!といういでたちは私鉄王国関西の大手私鉄車両を彷彿とさせて、高速運転の京急!!というイメージを具現化する車として、小生の記憶に鮮明に焼き付いています。

一度だけ、爺様に連れられて行った横須賀から横浜まで乗った記憶がありまして、高速でトンネル内をすっ飛ばすその速度感とピッチングの激しさにビックリしたのを思い出します。

 

1980年代撮影 高松琴平電鉄志度線塩屋 25+21

琴電に移籍してからは、原型車体はクハだけ※モハは貫通路が付いた、になってしまいましたが、車側は昔の面影を十分堪能できました。

古巣の浦賀線※旧本線、ばりの海辺を走る姿↑。なかなか、良い感じでした!。

台車もモーターも他社の旧型車※元阪神の喫茶店、ですから許せますけど、の物に振り替えられてしまいましたが、そこは同じ戦前旧型吊り掛け車ですから、と思いまして、琴電長尾線で撮影した旧230、琴電では30形の走行動画↓もUPしときます。

https://www.youtube.com/watch?v=Q1c5FKgG5KM&t=44s

京急本線と80年代琴電長尾線では、線路規格が違いすぎますから、同じ走りっぷりとはいきませんが、日差しが良く入る明るい大型車体の30形がトコトコ走る姿は、昔の230時代の走りを感じていただけますでしょうかね。

暫くして、観覧予約が解除になった頃に、古巣のメンテナンスマンの方々に、ピカピカにしてもらった236の姿を眺めに行ってこようと思います。楽しみだなぁ~。