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阪神電気鉄道・近畿日本鉄道・山陽電車・神戸電鉄・阪急電鉄の各社は2020年1月21日、公式プレスリリースを相次いで発表し2020年3月14日に実施されるダイヤ改正の概要を発表しました。阪神と近鉄では新型特急「ひのとり」と奈良〜神戸間直通列車の増結が、山陽では「S特急」の増発が、神鉄では通勤通学時間帯の列車種別変更や運転間隔の調整、阪急では阪神・山陽のダイヤ改正に合わせた列車時刻の変更が主な改正ポイントとなっています。

【改正ポイント1:新たな名阪特急「ひのとり」デビュー(近鉄)】
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(近畿日本鉄道公式プレスリリース:https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/hinotorisijyoukai.pdfより)
新型名阪特急「ひのとり」が3月14日にデビューする予定で、運転開始時点では名阪特急6往復、阪奈特急1往復が「ひのとり」で運転される予定で、その後も順次「ひのとり」で運転される名阪特急の本数は増加する予定です。また、それ以外の系統(阪伊特急・名伊特急など)の伊勢側発着駅の変更や朝時間帯に近鉄名古屋駅に到着する三重方面からの特急増発を予定しています。

【改正ポイント2:近鉄奈良線〜阪神本線直通列車、休日に8両で運転へ(近鉄・阪神)】
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近鉄と阪神を直通する列車のうち、神戸三宮駅まで直通する列車は尼崎駅〜神戸三宮駅間を原則として6両編成で運転しています。今回のダイヤ改正では休日に運転される「快速急行」で阪神線内でも全区間8両で運転することで増解結時間分の時間を短縮する。なお、今回のダイヤ改正では快速急行停車駅の一部変更を実施し、芦屋駅が平日のみ停車、今津駅が平日昼・休日停車となる。
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西宮駅・今津駅のホーム延長部。駅高架化工事以後閉鎖されたままであったが、いよいよ使用されるようになる。
※今津駅ホーム延長部にいる人は画像中にある説明の通りです。

【改正ポイント3:山陽S特急、増発(山陽・阪急)】 
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平日朝時間帯に霞ヶ丘駅始発の高砂行き「S特急」3列車、平日夕時間帯の高砂発阪神神戸三宮行きの「S特急」1列車の計4列車を増発するほか、夜間のS特急(平日・休日の姫路方面行き各3列車)東須磨駅に新規停車するなど利便性向上が図られる。なお、阪急神戸線では神戸高速線内を走る阪神・山陽各社の運用変更に伴い列車の発車時刻などを一部変更する。

【改正ポイント4:三木市からの要望で日中の粟生線を一部増発(神鉄)】
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有馬線・三田線では平日朝の準急・急行各1列車を「急行・特快速」に種別変更して速達性を向上するほか、急行は花山駅に新規停車する。また、粟生線では日中時間帯の志染駅〜三木駅間の増発で運転間隔を短縮する。なお、粟生線では平日ラッシュ時間帯の「快速」上下6列車を「急行」上り2列車、「普通」上り1列車と下り3列車に種別変更し「快速」は種別設定がなくなる。

 
近畿日本鉄道公式プレスリリース
阪神電気鉄道公式プレスリリース
山陽電気鉄道公式プレスリリース
神戸電鉄公式プレスリリース
阪急電鉄公式プレスリリース

2020年3月ダイヤ改正記事一覧:http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/daiya_2020SPRING

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