播但線のC57三重連 | 今日も まっ晴れ! 鉄道回顧録

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 播但線には、日曜日に兵庫県北部にあるスキー場へ向かうスキー客のために「スキー銀嶺号」というスキー臨時列車が運転され、前日の土曜日にはスキー臨の牽引機を送り込むために636レの前部にC57が連結されて、回送ではあるものの堂々のC57三重連が出現しました。

 

撮影場所はすべて

播 但 線    新 井 - 生 野

 

1972年2月10日

C57 34 + C57 137 + C57 46

 

 1972年の冬は、今冬(2020年)と同じように暖冬で、兵庫県北部のスキー場は深刻な雪不足に悩まされ、スキー臨もウヤが相次ぎ、ようやく運転されても一部の列車しか運転されず、土曜日に学校をズル休みしてせっかく播但線を訪れても三重連にはならず、1972年1月14日はC57 95 と C57156の重連でやって来ました。

 

 当時、中学2年生だった私は運転情報など存在することすら知らず、現地に着いて目的の列車が来て初めてその日の機関車が分かるのが当たり前だと思っていたので、情報が溢れている今の鉄道撮影事情とは隔世の感があります。

 

1972年1月29日

C57 156 + C57 5 + C57 137

 

1972年2月10日

C57 34 + C57 137 + C57 46

 

 三重連なんて撮ったこともなくて、どこで、どのようにして撮ってイイのかも分からず、結局は満足のいく写真は撮れませんでした。迫力とか感動とかではなくて、三重連って長いなぁと感じたのが正直なところでした。

 

今年と同じような暖冬で雪不足な冬の

48年ほど前の播但線での出来事です。

 

最後まで御覧戴いて ありがとうございました。