会津鉄道の「急行おおかわ号」の9316Dは1か所だけの撮影で終了して只見線・柳津へ向かいました。
柳津一王町で会津地方で古くからの行事
「歳の神(サイノカミ)」
が行われます。
「歳の神」について、会津イベント情報を見ると。
無病息災を願う伝統の火祭り。神棚にお飾りしたしめ飾りやお供え物をお焚き上げして歳神様を天にお送りし、今年一年の五穀豊穣、無病息災を願うものです。
この歳の神の火にあたると、病気にならないと言われてます。また、この火で餅やスルメを焼いたものを家に持ち帰り、家族で分けて食べる。そうするとその年は家内安全、無病息災で過ごすことができると伝えられています。
柳津一王町の「歳の神」は月光寺の近く、只見線が銀山川橋梁を渡る付近で行われ、毎年只見線とのコラボが撮れる事で知られています。
今年も奥会津郷土写真家の星賢孝さんの働きかけに一王町の方々が協力していただき、431Dの通過に併せて点火していただきました。
その様子を撮影したく、柳津へ向かいました。現地に到着すると「歳の神」でお焚き上げする台はすでに完成していましたが、撮影のための三脚は2台ほどでした。私たちが到着すると同時に星さんもお出でになり、挨拶します。
その後も只見線沿線でお会いする方々も集まって来て、みなさんと楽しくお話ししながらその時間を待ちます。
一王町地区の方々も集まって来て、いよいよ「歳の神」の始まりです。
431Dが柳津駅を発車する頃に併せて点火します。
1、キハ40 「431D」 柳津~郷戸。
歳の神が赤々と燃える銀山川橋梁を渡ります。
2、別カメラは少し広めに、あまり変わり映えしないですが……。
3、銀山川橋梁を通過。
歳の神の火と只見線のキハ40のコラボも今年が最後になります。(来年からはキハE120です)
4、火の奥での別カメラ。
車内からも火を見ている人もいるのでは?
5、その後は、餅やスルメを棒の先に付けた餅網に挟んで焼きます。
辺り一面にスルメを焼く香ばしいにおいがたちこめました。
※動画です。最後に拍手が……
皆さんにご挨拶して帰宅の途に就きました。雪はなかったのですが、素敵な「歳の神」を拝見する事が出来、満足の帰宅となりました。
今回は、「急行おおかわ号」でご一緒した「響鉄さん」、最初から最後までご一緒しただいた「KNさん」には大変お世話になりありがとうございました。
また「歳の神」でご一緒した「星賢孝さん初め只見線を愛する皆様」にも大変お世話になりました。紙面を借りて御礼申し上げます。