最後まで不通が続いていた、常磐線富岡~浪江間20.8kmの再開が
正式決定。ダイヤ改正発表時「年度末までに」との表現だったので
多少ずれ込むかと思いましたが、結果的に3月14日に合わせる形となったようです。

最後まで休止が続いた夜ノ森、大野、双葉の3駅も、避難指示解除を受ける形で再開。
画像は2015(平成27)年、当時の竜田~原ノ町代行バスより。


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震災の数年前に、普通列車で常磐線を通したことがありましたが
「夜ノ森」とは何とロマンチックな地名、駅名と思ったものです。
同駅を彩っていたツツジは、除染作業と共に伐採されてしまったとのことですが
いつの日か甦ることを願います。



特急列車も品川・上野~仙台3往復の運転再開が決定。震災前に分断を予定していた
いわき~仙台間の特急の愛称を公募していた経緯もあったので、「そうま」あたりどうかと
思いましたが、結局「ひたち」に落ち着きました。余所者があれこれ言うこともないですが
常磐線特急の愛称として定着も愛着もあることでしょうから、これで良かったのかも知れません。

いまも掲示があるか判りませんが、昨年上野駅で見かけた常磐特急の案内票。
全線再開の願いが込められていたように感じましたが、ようやく空白域がなくなります。

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・・・再開する特急・普通とも、いつか乗り通してみたいものと思います。
貨物列車はどうなるのでしょうか。


・・・5年前は、全線再開が本当にあるのかという思いでしたが。
竜田駅で折り返していたころ、草に埋もれた岩沼(仙台)方の鉄路。

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国道6号線を走る代行バスより、柵の向こうに一瞬目に入った不通区間(踏切)。

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