【旅】箱根ラリック美術館で保存されているオリエント急行の車内で豪華にティータイム<後編> | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

観光列車、フェリーなど乗り物旅や美味しいお店の訪問記を書いています。
ローカルを存分に味わい、癒される旅が大好きな「関西の旅好き人」が書く、趣味や旅を綴ったお気楽なブログです。

「クラブツーリズムファースト」に乗って巡るツアー。
箱根ラリック美術館で
「オリエント急行」でティータイムを楽しむ記事の後編。
 

 

"PULL MAN" の意味

車両に書かれているプルマンの語源は、

アメリカの鉄道車両のプルマン社からなのですが、

現在はヨーロッパでは、「食堂車」。
アメリカでは「寝台車」の意味になっているようです。
日本では「プルマン式寝台」という寝台の様式名です。
 

 

オリエント急行の車内へ

 

いよいよ車内へ案内されます。
 
ビデオを視聴した側とは反対側から入室します。
ちなみに、乗降ドアからでなく、貫通扉からです。
 
動画撮影禁止のため、
連写モードで撮影しました。
 
まずは、トイレがあり、
コンパートメントがあり、
 
車内は仕切りで2部屋に分かれています。
仕切りにはラリックのガラス装飾が入っています。
2人用テーブル、4人用テーブルがあります。
日本の過去の食堂車のように4人テーブルのみではなく、
2人用があるあたりは現在の観光列車のようです。
1929年の車両とは思えない美しさで、
ただただびっくりです。
 

 

まずは、車内の説明

 

スタッフさんから車内の説明がありました。

写真撮影はOKですが、動画は禁止だそうです。
 

 

ティータイムがスタート

 

食器には、オリエント急行のロゴが入っています。

銀色のポットと車両が往年の雰囲気を醸し出します。
 

ケーキの種類は季節によって変わるそうですが、

今回は普通のパウンドケーキでした。

ポットの中は紅茶ですが、アールグレイかダージリンっぽい感じでした。

 

 

押したくなる呼び鈴

窓の下にあるボタン「呼び鈴」です。

押しても何もなりません(笑)

どんな音が鳴るのでしょうか?

 

 

 

ふわっふわっの座席

 

ソファーのようなフワフワの座席です。

これは当時のものそのまんま。

フワフワなのは、中に「(ワラ)」が入っているからだそうです。

クッションではなく藁なので、へたることなく長持ちするそうです。

座席は大きすぎて車両から取り出すことができず

補修は車内で行っているとのこと。

 

座席の間に見えている配管は、

暖房に使う蒸気暖房用の配管

機関車からの蒸気を流して室内の暖房にしていたのです。

 

 

 

 

使ってみたいおしゃれなトイレ

もちろん使用できませんが、すごくおしゃれです。

快便快調になるでしょうね(*^^*)

 

 

 

入れないけど、コンパートメント個室

車両の両端に各1部屋ずつ、計2部屋あります。

ガラス越しに撮影しました。

この中に入ってみたい・・・ラブ

 

 

 

 

注目すべきラリックの装飾

 

この車両が箱根ラリック美術館に来たのは、

車内の装飾をルネ・ラリックが行ったからなのです。

ルネ・ラリックは、

19世紀~20世紀のフランスのガラス工芸家で、

豪華客船の巨大なものの内装から、

化粧品のガラス瓶や小物まで手掛けました。

 

水戸岡鋭治さんに近いものがあるかもしれません。

添乗のランプまでルネ・ラリックのデザインです。

 

 

 

往年を表すフランス語の表記

ティータイムを(さっさと)味わったのち、あちこち見学します。

車内はバスツアーのお客さんだけなのですごく安心でしたが、

普通なら目立って仕方がないでしょうね。

というか、皆さんケーキより車内を見たくて仕方がないようでした。

非常時のブレーキ弁。

連結器はネジ式かな?

 

 

 

 

もっとじっくり味わいたいけど・・

 

ずっと前から行きたかった場所だったのです。

30分ほどでしたが、ちょっとだけ豪華な気分を味わえました。

 

いつかは本物の豪華列車をヨーロッパで・・・ですね。

 

箱根に行った際はぜひご乗車ください!

 

 

関西の旅好き人 のブログは、

毎週曜日、曜日に更新しています

 

フォロー大歓迎!爆  笑

フォローしてね

 

注意最新情報やブログに載せれない写真は、

Twitterや Instagram に掲載しています

こちらもフォローしてくださいねOK