3/14のダイヤ改正で2011/3/11以来、普通になっておりました常磐線が全線で運転再開されます。
仙台への直通特急が3往復、各駅停車の普通列車も11往復が設定されるとのこと。
近年、首都圏発の在来線、長距離都市間優等列車が僅少となっている中で、盛岡とは言わずとも、仙台まで特急が定期往復運転されることについては、現役時代、在来東北/常磐筋のあまたの在来線列車を目の当たりにされていた方々にとっては、感慨を通り越して嬉しさの極みではないでしょうかね。
ただ、当時の優等列車三羽烏の「急行」が無いのが玉に瑕ですけれどね。
1980年代撮影 常磐線水戸駅
421系上り各停赤電&ED751026牽引、下り仙台行き客レ
当時の客レは2011年時点でも、もう、電車となっていて、機関車牽引客レなんぞは当の昔に消滅しておりましたが、やはり、小生の記憶の中にある水戸以北のイメージは、この↑客レが単線/複線区間を繰り返しながら、えっちらおっちら、仙台まで走り抜けていくというものです。
今は山中、今は浜、今は鉄橋渡るぞと・・・、の歌詞にもある通り、明るい風光明媚な線区ですから、震災で多少それが削がれても、「四季島」あたりが走るには、良いロケーションを提供するのではないでしょうか。
列車編成の短小化などで、昔のように見栄えのする「鉄写」はしずらいでしょうけれど、何より鉄路に列車が走り出す!、ということに意義があるのですから、まずは、素直に復活を祝いたいものですね。