前回のPart1では、京都鉄道博物館の開館から午前中の順光模様をご紹介しましたが、
今回は閉館間際のシーンをご紹介します。
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なにぶん、1日中外に居ると冬の京都はつらいので、晴れ間が無くなってしまったあとは、夕方の空が青くなってからが2回目の勝負です(^^;)
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その前に、機関庫の横でコツコツと往復していたC56 160によるスチーム号の運転が16時半ごろ終了します。
まさに機関庫へ戻るのですが、その際に給炭と給水を行うというので、転車台に乗せて転線するシーンが見られます。
スチーム号の進路には一旦ロープが張られ、転車台周辺の通行を遮断します。
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スチーム号が戻って来ました。手前の黄色いのはスルーしますw
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まずは、客車を切り離し、転車台へ。今まで博物館に居た方々も見物に多く訪れてきました。
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沢山の機関車を横目に、本日の主役とばかりにC56 160が転車台へ進みます。
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こんなに蒸気機関車が居る光景が見られるのは、日本でここだけです(^_-)
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転車台で方転することなく、とりあえず1回転してショータイム。そのままの向きで給炭線へ向かいます。
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こちらで整備を受け、次回運転に備えます。
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整備が終わったら、再び機関庫へ。ちょうど夕陽が差し込んできていましたが、
現在では機関庫の西側に博物館が建っているので、この時期の太陽の高さでは夕陽は差し込まないようです(´д`)
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今度は、方転してバックで機関庫に入るため、転車台を180度回します。
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そして、バックで入庫。

↑関連動画 こちらもドウゾ■D\(^^
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4番線に入庫。隣にはC62 2号機の姿も。
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そうこうしているうちに、夕方に。上空は夕焼け。
空は色づきますが、残念ながら機関庫には陽が当たりません。空の色が赤から青へ変わる時を待ちます。
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気がつくと、「梅小路蒸気機関車庫」の明かりが灯ります。
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シロクニのスワローエンゼルも庫内の明かりに鈍い輝きが(^_-)
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本日のスチーム号 C56 お疲れさまでした♪
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さて、そろそろ空が色付き始めました。これから再びショータイム。
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何度も言います。ここまで出して頂いて、日章旗飾り付きが並ぶと・・・感涙です。゜(´Д`)゜。
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暗くなって一般客も帰り始めた頃、機関区に静寂が戻り始めます。
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C53はデフが無い分、ボイラーの鈍い輝きが際立ちます。
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C51 239の鳳凰も輝き始めました(^_-)
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飛び立つ!鳳凰!
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庫内からの明かりと空の明かり・・・。
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こんな並びを眺めながら、徐々に暮れていく光景・・・。う~ん最高っす(´д`)
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いよいよブルーモーメント。静寂と緊張。このシーンに出会えただけでも、強行して訪れて良かったです。
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庫内の水銀灯がカマ前面に影を落とします。
それにしても、ボイラーの大きさがそれぞれに判る3機を並べましたねぇ(´。`)
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さらに、青く暮れなずむ。ライトアップは無いですが、機関庫の水銀灯があるので、これはこれで雰囲気あります。
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スローシャッター、手持ちギリギリで日章旗が揺れる瞬間を(^^;)
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いやぁ~、寒さを忘れる瞬間でした。これは良い物を拝ませて頂きましたよ。
時期的にも閉館が17:30で日没後の空の暗さを表現出来る頃。
SL頭出し&日章旗飾りを敢行できて良かったです。
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機関庫の奥に動輪が並べられています。ボックス動輪とスポーク動輪の混在w

おゃおゃぁ~?!なんと?!
こちらも、ほぼ同じ画角でしたねぇ・・・。(´。`)
ウチは「あけぼの」の色合いにはなりませんでした(@_@)
青が薄く白っぽいので「日本海」か「つるぎ」みたいな感じに。
関東みたいに冬型で晴天@夕焼け・・・とならないのが京都っぽいですかね。


11月の夕焼けは綺麗ですね♪

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さて、旧・二条駅舎を見て梅小路を後にします。朝から晩まで梅小路におりました(^^;)
日帰り京都、しかも他は行かず、梅小路だけ!う~ん、マニアックw
令和になっても、此処ではまだまだ蒸気機関車は不滅です!

昼間は博物館で休憩していましたが、その様子は、またの機会に。
以上、京都鉄道博物館 扇形車庫 SL頭出し展示 Part2でした。