京都市交通局東西線 二条駅~太秦天神川駅間が開業した(2008年1月16日)今日は、131年前に開業したJR水戸線に焦点を当てたいと思います。
1889年1月16日に水戸線 小山駅~友部駅間開業と同時に現在の常磐線(水戸駅~友部駅)も開業しました。
水戸線は、栃木県小山市にある小山駅と茨城県笠間市の友部駅を結ぶ、50.2Km16駅の路線です。
水戸線は、1889年に水戸鉄道が小山駅~水戸駅間で開業させたのが発祥で、水戸に到達した最初の鉄道です。
水戸鉄道は1892年に日本鉄道に買収、その4年後の1896年12月25日には、田端~土浦間、隅田川線 田端~隅田川間が開業し、茨城と東京を結ぶ現在の常磐線へ発展しました。
1909年の線路名称制定時に、友部駅~水戸駅間が常磐線に編入され、小山駅~友部駅間が水戸線となりました。(写真は常磐線の特急ひたち号)
水戸線の下館駅からは真岡鐵道のSLが運行されてます
水戸線の電源方式が、小山駅付近で直流1,500V、小田林駅~友部駅間で交流20,000V 50Hzという事で、使用車両は交直両用車両に限られています(写真は常磐線を走るE531系)
1971年から活躍していた415系普通鋼製車(写真はJR九州の415系)は、2007年3月までにステンレス製の415系1500番台の一部車両と共に廃車となった(415系普通鋼製車は一部がJR九州へ譲渡)
415系1500番台は、2016年3月26日のダイヤ改正で全車運用終了となり、水戸線は全列車が4ドア車5両編成に統一されました。
2007年2月27日からE501系が運用開始、2016年3月26日のダイヤ改正から付属編成は水戸線列車での運用(小山~友部・勝田間)専用となっていましたが、2018年8月頃に水戸線内で故障が複数回発生したため水戸線の営業運転を中止し、2019年3月16日のダイヤ改正で正式に離脱しました。
2015年2月1日からE531系による定期運用が開始され、付属5両編成のみ水戸線の運用に充当されています。
水戸線沿線には、前述のSLのほか縁結びのご利益がある常陸国出雲大社(福原駅下車)など意外と知られてないスポットが数多くあります。
そんな水戸線に乗っておでかけされてみてはいかがでしょうか。
茨城エリアに限られますが、ときわ路パスなどお得な切符もオススメ(休日おでかけパスは小山~下館まで利用可)

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

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