1月15日は首都東京の治安を守る警視庁が設立された日です(1874年1月15日)
1980年6月から現在の庁舎に
1914年1月10日には、鉄道院(現:九州旅客鉄道) 門司(現・門司港駅)駅舎が完成しました。
九州の玄関口に相応しいレトロで趣ある佇まいの駅舎です。
2002年1月15日には、鹿児島市電1000形ユートラム(上写真右側)がデビューした日でした。
そんな1月15日は、前面方向幕が異様にデカい伊予鉄道610系もデビューしました。今回は伊予鉄道610系について紹介させていただきます。
1995年1月15日に、伊予鉄道610系が営業運転を開始しました。(上写真左側)
非冷房車で老朽化の進んだ600系の置き換えるため、38年振りとなる自社発注の新型車両610系をアルナ工機で2両編成2本(4両)製造しました。(写真は現在の新塗装)
伊予鉄で初のステンレス車両610系は、東武鉄道20000系(上写真右側)と同じ設計のステンレス製構体の3扉・18m級車体で、前面はオリジナルデザインの普通鋼製とし、伊予鉄初の前面方向幕が取り付けられた車両です。
3000系が導入されるまで方向幕が無い車両がメインだった(元:京王帝都電鉄5000系)
伊予鉄道の鉄道車両で初めて車椅子スペースと優先座席が設置された610系は、オールロングシートで、モーターなどを制御する制御装置は、京王帝都電鉄5000系の廃車発生品を流用、台車は、東武2000系の発生品である住友金属工業製FS340形を装着しています。
京王帝都電鉄5000系
東武鉄道2000系(写真は高校生の頃に東武博物館で購入したもの)
京王電鉄から譲り受けた3000系が導入されても、610系は不思議と新しく見えてしまいますねにやり数少ない自社発注車両として、長く活躍して欲しいと思います。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

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