おはようございます。
大学に入ってからというもの、3年続けて年末しかもクリスマスシーズンに西武線に乗りに行くというのが恒例行事になっており昨年末も例外なく西武線に行ってきました。いつも西武線に行くときは東急線内で発売している東急線各駅から副都心線と西武線全線がフリーになる切符が発売されているのでそれを購入しています。
今回12月23日に乗車してきたのですが、きっぷは田園都市線の二子玉川駅で購入し渋谷から副都心線に乗車し池袋で下車、そして西武池袋線に乗り換えます。もちろん西武線も副都心線もフリー区間のため、移動は大変ですが直通電車で小竹向原経由で行く必要もなくせっかくならターミナル感のある西武線の池袋から始めようと思いました。
さっそく西武線の急行飯能行きに乗車します。ギリギリでしたが無事に乗ることができました。上り電車が遅れていたため発車待ちをしていたおかげもありますが笑30000系の8+2の10両編成でした。
所沢方に2両編成がくっついているため、一番先頭がモーターの乗った車両となっているのでせっかくなら音も聞けて前面展望もできるので一番前で景色を眺めようということでここから飯能までは前面展望をお伝えします。池袋を出るとさっそく大きくカーブしJRをオーバークロスし、西へ向かいます。
途中の練馬までは池袋から豊島区の住宅地をくねくねしながら走っていきます。ちなみにラッシュを過ぎた下り電車であるため車内はかなり空いており、あまりほかの人の目を気にせずに前面展望できました。練馬まで小さな駅を何個か通過すると高架区間になり、下から地下鉄直通の有楽町線と合流します。
練馬は地下鉄直通と池袋へ向かう本線系統の分岐駅ですが急行は外側の通過線を勢いよく通過していきます。練馬から石神井公園までは複々線なので内側の各駅停車を並走しながら追い抜いていき、ほとんど前の電車に詰まることなく飛ばすことができます。特に練馬~石神井公園は走る車両も豊富なので撮影していると大変楽しいです。
石神井公園が高架区間と複々線の区間が終わる駅で、石神井公園を出てしばらくすると高架を下り、複線に戻ります。ここから先は住宅地が多く密集する地域を走ります。急行は保谷や清瀬など行先で耳にしたことのあるような駅も通過し、ひばりが丘の身に停車すると次は西武の拠点でもある所沢です。ここでは新宿線との接続駅で、一番のジャンクション駅でもあります。
ここから先は池袋線の風景も住宅地ながら少しのどかな感じになっていくように思います。また、線形もよくなり直線区間が多いのも特徴です。ちなみに急行は所沢から先飯能まで各駅に停まるため、あまり飛ばすところはありません。しかしそれでも急行以上の種別に抜かれることはありません。
途中の小手指には池袋線で最大に規模に近い車庫が併設されており、この時は甲種輸送されてまだ営業前だった40151Fが入れ換え作業をしていました。小手指の車庫は西武車だけでなくメトロ車や東急車も頻繁に入庫している印象です。
飯能というとなんとなく遠いイメージですが池袋からは急行で約45分ほどですので思った以上にすぐに到着します。ちなみに追加料金不要の電車の中では快速急行が一番の再速達で、所沢から先も小手指と入間市にしか止まりません。終点の飯能は秩父方面との分岐点ですが、ちょうどスイッチバックするような形になっているため、土日の一部直通電車が走るのみで基本は飯能で乗り換えが必要です。
飯能からは西武秩父方面へ向かいます。ちょうど3線あって真ん中に秩父方面の電車が停車しており、両サイドから階段を使わずに乗車できるようになっているので乗り換え自体はあまり苦ではないように思います。では次回は秩父に向かいます。