円卓の調味料の独り言

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来たる、泉北の新しい鉄コレとその兄弟

時は令和2年、泉北高速から待望の新しい鉄コレが発売されました。(初販売は令和元年ですけどね)

 

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12000系 泉北ライナー4両セット とサザンプレミアム用の南海12000系。南海・泉北共同販売ということで金型が同じの12000系が選ばれたみたいです。

泉北高速からの鉄コレは2016年に発売された3000系後期型の発売から数えると実に4年振り。ちなみにこの3000系も南海・泉北の共通制作でした。泉北高速はまさか南海との共同制作じゃないと鉄コレを出さない????となるともう次のネタがありませんよ???そんなことはさて置き、中を開けてみましょう。

 

      • とりあえず車両を出してみる

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泉北ライナーから開けてみます。たぶん中間2両のどっちかの向きを置き間違えていますがこんなかんじ。車体フルラッピングという難題もとりあえず見れる範囲ではよく再現されています。床下機器とかは実車自体そこまで見てませんし再現度がどうなのかはわかりません、あしからず。側面の車番はこの編成しか無いのか既に印刷済みです。

 

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前面顔。車番は印刷済み、割と再現度高いと思います。この顔が案外厄介なもので、幌があったり連結器カバーがあったりなど様々な形態があるので再現も自由自在。別の記事でその形態を軽くまとめているので再現する人は記憶に留めてくれるとありがたいです。時間あれば読んでみてください。

https://ponsuwa.hatenadiary.jp/entry/2020/01/08/142920

 

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次はサザンプレミアム用の12000系。側面の印刷はかなりしっかりしています。色の彩度もかなり実車に近い状態です。

 

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前面顔。こちらは和歌山方の顔(左側)と難波方(右側)とでサザンプレミアムのステッカーの有無で差が生まれます。サザンに入る場合は難波方の先頭車は一般者との併結で顔が隠れてしまうため元々ステッカーの貼り付けはありません。南海用の12000系は現状2編成での運用のため、車番の貼り付けはされていません。ご自身でどちらにするか(12001Fか12002F)が選択可能です。もちろん鉄コレなので車番はインレタではなくシール。前面顔の方なら目立たないかもですが側面の分はかなり目立ちそうですね。某模型メーカーからのインレタを待ちましょう(もう出てましたっけ?)

 

ちなみに、このサザンプレミアムの分も泉北ライナー運用に入るので4連単独で動かすこともできます。泉北線に来て難波方の先頭車の前面幌を外すのか否か、ヘッドライトをハロゲン時代のもので再現するのか今のLEDバージョンにするのか(それはライトユニット作る会社に委ねますが)。割と細かな違いを再現できるのではないでしょうか?

 

付属品はモーターを入れた際に使える台車枠、列車無線用アンテナ(事前にドリルで穴を開けないといけません)、行き先表示・車番シールになります。

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行き先表示と車番シールは両セットの共通品となります。

収録分は

特急 泉北ライナー なんば or 泉北和泉中央

特急 サザン なんば or 和歌山市 or 和歌山港

回送/試運転/臨時

となっています。共通品なのでサザンを車両交換していた時の再現も可能になっています。もちろんサザンプレミアム用車両を泉北ライナーに入れることもできます。オマケにサザンの併結相手の必須の9000系も鉄コレから発売ですので期待は高まります。

 

一応私はどちらも泉北ライナーで仕立てるつもりです。9000系も一応は買う予定ですが、果たして仕事が休みになるのか微妙なところなので買いに行けるのかどうか……。とりあえず走らせれるレベルまでは仕立ててそこから考えてみるとします。

 

さて、ここで一つ問題があります。

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恐れていたことが起こっていました。フルラッピングの車体にはかなり目立ってしまう塗装ハゲ。少しなら良いんですがこの大きさはさすがに目立ちます。これだけならよかったのですが……

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左側ドアの窓部分に当たるにご注目。上はボンドかノリが乾いたものでしょうか?得ないの知れない物体が引っ付いています。下側の車両の同部分には同じく謎の物体の付着とそれを誤魔化すかのように上から黒塗りされています。オマケに一部線からはみ出てて補修が露呈しまくっています。手書きで補正したのでしょうか?さすがにこれはちょっと気になったので、とりあえず公式側の相談窓口に現在問い合わせ中です。

 

見逃せば見逃せるのですが、ご存じの方も多いかもしれませんが鉄コレは割とエラーが多発する品物にガチャ要素のあるヒヤヒヤなジャンルだったりします。先頭の顔が違うかったり塗装が全く違うかったりと様々な話を過去に聞いてたりします。まさかな……と悪い予感は案外当たるもので、鉄コレでフルラッピングはなにか起きるぞと思ったのが最後でした。地元の車両でよく使ってるからこそこだわりたい。4両7000円、決して安い買い物ではありません。あまりクレームとか入れるタイプではないですがここは譲りたく無いので1歩踏み込んでみました。どういう対応されるのかはわかりませんが、またなにかアクションあれば追記できれば。

 

と、なんか最後は文句だけ吐いて後味悪いかもしれないので一応補足しておきますが、

出来はなかなかです。

鉄コレで特急車が出るのは今回が初とか言ってた人がいました、もしかしたらそうなのかもしれません。同じサザンの10000系はグリーンマックスマイクロエースがちゃんとした製品として出してますから、少なくとも特急車を鉄コレで出すのは南海としては初の試みです。ケースもカッコイイですし買う価値はあります。

 

一応現在発売されているのをまとめると

旭屋書店 なんばCITY店(予約受注をやってたりまた店頭販売もするのだとか)

・レールクラフト阿波座(店頭販売とネット販売での取り扱い)

ネット販売→https://rc-awaza.shop-pro.jp/?pid=147358943

あと、おおさか鉄道模型バザールでも発売があるみたいです。詳しくは各店舗のサイトなどでご自身で確認をお願いします。

南海難波駅サービスセンター(2F中央改札)

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写真がその場所、難波方面に電車乗るなら真ん中の車両辺りに乗っておけば階段降りたらすぐの改札です。電車降りて同じフロアの改札ではありません。また難波と逆方向(難波向きの電車を乗るなら進行方向の車掌側)の改札でもありません。こちらは限定1000個らしいですが、一般販売初日はそんなに並びもなく、閑散としたかんじで当日昼に行っても余裕で買えたみたいです。在庫数は各自駅で聞いてみてください。

 

あとは9000系の販売会でも少し出る?みたいです。とりあえず1度公式サイトは目を通してくださいね。コレ見て買えませんでしたとかいうクレームは受け付けませんよ?

 

と、今回はここまでです。この周期で行くと次に泉北高速の鉄コレが出るのは4年後でしょうか?通勤車(5000系以降)が出るのはいつなんでしょうか?期待を持ちつつ、ここで幕を引かさていただきます。長くなりましたが、ご閲覧ありがとうございました。