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2020年1月8日、これまで休車留置が続いていた阪急6000系6012編成が伊丹線で運用復帰した。同編成は2019年5月24日に正雀から西宮へ回送されて以後は動きがなく留置が続いていたことから、今後の6012編成・5118編成・3054編成の動向を含めて注目を集めてそうだ。
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[画像:伊丹線で運用に入り始めた初期の6012編成]
 
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【解説:阪急伊丹線の6000系】
阪急6000系は、阪急宝塚線・箕面線・今津線・甲陽線・神戸線と伊丹線で使用されている車両形式であり、2両編成(阪急神戸線:増結用)、3両編成(今津線・甲陽線:ワンマン運転専用)、4両編成(伊丹線・箕面線)、6両編成(今津線:今津・甲陽線ワンマン運転予備車兼用)、8両編成(宝塚線基本編成:一部「能勢電鉄所属」)と使用路線や用途に応じて様々な形態が存在している。




※各編成ごとの特徴については『阪急6000・7000系のカオス(シーズン3-3・4・7・8)』の方で詳しく解説しています。

特に、阪急伊丹線用の6000系は6000系4両編成の基本組成である「Mc-T-T-M‘c」の組成ではなく「Mc-M’-Tp-Tc」という組成が組まれている。
伊丹線への本格投入は2018年1月から、これまでに6012編成、6008編成、6004編成の計3編成が導入されており、3000系を順次置き換えている。
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[阪急伊丹線車両の陣容]
いつのまにか阪急の営業用最古参となった3054編成、増結編成を2本使用している7034編成、今津線からやってきた「元伊丹線予備車」5118編成、4両にパンタ3基の独特な組成になって伊丹線に送られた6004・6008・6012編成と癖の強い編成たちで溢れている。