今日は一年の無病息災を願って、春の七草や餅などを具材にした塩味の七草粥を食べる日ですが、皆様は朝に七草粥を召し上がるのでしょうか?
私は食べません(写真はWikipediaから抜粋)
そんな1月7日は営団地下鉄(現在の東京メトロ)08系がデビューした日という事で、08系についてご紹介させていただきます。
2003年1月7日に、営団地下鉄 半蔵門線で08系が営業運転を開始しました。
営団地下鉄08系は、2003年3月19日の半蔵門線の水天宮前駅~押上駅間の開業と東武鉄道伊勢崎線・日光線との相互直通運転開始による編成数の増加に伴い、10両編成6本(60両)が日本車輌製造で製造された、営団地下鉄では最後の新製系列です。
前面デザインは半蔵門線8000系のイメージを継承
車両床面高さは車椅子での乗降を考慮して8000系よりも60mm低い1,140mmにした
車内は清潔感ある白を基調に座席はパープルとなりLCD車内案内表示機など設置された
(8000系の車内写真で代用)
08系は東西線05N系(上写真)の設計をベースに「人や環境に快適でやさしい車両」をテーマに設計、2000年3月に発生した日比谷線脱線衝突事故を踏まえ、車体剛性を向上させるとともに、溶接工程の削減に伴う品質の安定化を図りました。
渋谷駅から東京急行電鉄田園都市線に乗り入れて中央林間駅まで、押上駅から東武鉄道日光線の南栗橋駅と伊勢崎線の久喜駅まで直通運転を行っており、直通運転先(東急田園都市線中央林間~東武日光線南栗橋間)を含めた運行距離は98.5kmにも及びます。
東武伊勢崎線内を走る08系
東急田園都市線内を走る08系(南町田駅(撮影当時)~つきみ野駅にて)

半蔵門線で数少ない形式ですが、安全性の高さを実証することなく、長く活躍して欲しいと願います。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

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