こんばんは。
今日は年明け初のED75機番シリーズ、第47回は85号機です。
先日の82号機同様、国鉄民営化時に一旦廃車になりながら、奇跡の車籍復活を果たした1両です。
車籍復活機9両の中で一番最後まで活躍した機関車、自分でもビックリするほどのコマ数が出てきましたので、2回に分けてUpしたいと思います。今回は”前編”です。
ED75 85[長] 1966年落成 落成時と貸出時を除き、国鉄時代は基本長町機関区の所属でした。
初の撮影はこの1枚、国鉄時代の客レを撮っていました。旧客の頃は長かった、客車10両編成です。旧客の旅も楽しみたかったのですが、1,2度経験しただけで終わってしまいました。
1983/04 東北本線(以下同様 記載略) 白河-久田野 131レ
国鉄民営化直前の1987年に一度廃車、その翌年には”車籍復活”してJR貨物 盛岡機関区所属となります。臨貨を牽引する85号機。復活半年後位の姿です。
1989/04 平泉-前沢 8163レ
再び颯爽と活躍するようになった85号機の流し。[盛]の区名札も見て取れます。この位がヒサシが映える角度かと思います。ヒサシ付きのナナゴーはJR化後を走った171両中19両しか居ない貴重品でした。
1990/03 北白川-東白石 3060レ
得意の?単回後追い..同日単2859レで盛岡方面へ折返し。往復単回って...定期のハンドル訓練?
1990/05 前沢-平泉 単2858レ
この時は高速貨物牽引でしたが、北海道向け?の青いDD51が次無動で付いていました。
1990/08 白河-久田野 3085レ
1997/05 滝沢-渋民 3067レ
重連高速貨物の先頭に立ちます。精悍な顔つきが朝日に映えました。ヒサシ付きの車両は優先して狙っていました。
白河-久田野 4085レ
盛岡まで100号機単機牽引で到着した高速貨物と85号機が並びます。この後100号機の前に85号機が連結されて、重連で峠道に挑みます。
1998/02 盛岡駅 3093レ
この頃は週末の乗り放題切符があったので特急はつかりで先回り、上の盛岡駅で見た貨物を再び撮影です。特急停車駅だった三戸駅から近い鉄橋にて。終日前面に光線は当たらないのですが、ナナゴー重連をドンと見上げて撮影できる、好みのポイントでした。
目時-三戸 3093レ (上と同日の撮影)
前半最後は遊び?のアングル。85号機のカバーが無い床下機器を流しています。101号機以降はカバーが付いたので、ヒサシ付き同様少数派の”貴重品”? でした。
鉄道模型でもこの床下機器がしっかり再現されているのはポイントと思います。KATO製はカバー付きになっていたので、苦労してカバー無し改造などしていました(笑)。
一戸-二戸 3095レ
さて、機番シリーズを始めたのが丁度1年前、2019年は46本をUpしました。この調子だとJR化後の全機171両をUpするのにあと2年以上かかる計算になりますが、気長にお付き合いいただければ幸いです。
始めた頃は莫大なネガ、ポジストックの中から特定の機番のコマを探し出すのが大変だったのですが..
Excelでこのようなデータベースを作ってから幾分楽になりました。これ、去年コツコツやっていたのですが、半年以上かかりました。”ED75 85"でフィルターをかけた状態がこの画像ですが、引っかかったのが173コマ、別に整理しているネガを合わせれば実に200コマ近くが出て来ました。無茶苦茶多い!
最後まで活躍した車籍復活機でしたから 撮ってましたねー。
ということで2回に分けた次第です。次回は黒Hゴム化された後の写真をUpします。
機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”ED75機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。
以上ED75 85 機番シリーズNo.47前編 最後までご覧いただきありがとうございました。