いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】小田急ロマンスカーGSEとN化

年末年始ですので、積みプラの消化を頑張っています。今日はBトレ最後の製品を組み立てます。

小田急ロマンスカーGSE
●発売:2018年セット売りのみ
●最近の入手難易度★☆☆☆☆

小田急のショップで今も販売中の商品だと思います。

この製品は15年以上続いたBトレインショーティーの製品の中でも現在最後に発売されたものと思われ、後発ユーザーの自分としても特別な思い入れがあります。(まだ新製品リリースの希望は捨てていませんが)一時代を築いた鉄道トイシリーズの最後を飾る製品を大切に組み立てたいところです。


パッケージです。小田急電鉄ロマンスカーへの思い入れとBトレの歴史がここに結実しています(たぶん)。


ちなみにこれはロマンスカーLSEのさよなら運転を見送る車内販売員のみなさんです。ロマンスカーへの敬意と愛情を感じます。





箱の中身、取説、シールです。


「展望窓の枠」というシールがあり、肝を冷やしましたが製品にもちゃんと塗装されています。どのような用途なのでしょうか?


パーツを取り出すとこんな感じです。同じランナーは重ねています。



今までになかった感じのスカートパーツと内部ブロックです。ブロックはBトレ機関車のような構造で4面と屋根をはめ込みます。最後の最後で全く新しい構造の採用、、、。これはなにか未来への布石だったりするのでしょうか。


ブロックは窓の高さより上まで来ますので、室内灯改造などを行うには組み方に工夫が必要となります。窓ガラスパーツはなく、側面板は透明な整形に直接塗装されています。



側面パーツはブロックに対して固すぎず、緩すぎない絶妙の嵌合で組むことができます。素晴らしい技術です。

連結面には下側にドローバー用のピンが立っています。今回、N化に際して台車のカプラーを使わずにドローバーのままN化しようかとも考えましたが、やはりそれには動きが渋すぎるのでやめました。できるだけボディに刃を入れるのは避けたかったのですが、、、。


どんどん組み上がります。製品1セットで作れるのは1-4号車となっています。もう1セットで1-3号車と同じ形状の5-7号車を背中合わせに編成するとフル編成となります。


妻面のドローバー用のピンですが、これだけ切り落としてもカトーのトレーラー台車を使った時に干渉するようです。


ですので、かなり根本からバッサリ切りました。



カトーのトレーラー台車(通勤電車2)を取り付けました。先頭部はカプラーを根本から切り落とさないと入りません。また、ほとんど首振りはできません。
※写真は前後逆向きに入れてみたものです。以下でいろいろ削った結果、正しい向きでもはまりました。


いろいろ試しましたが、最終的には写真のように削らないと首振りはできませんでした。

真ん中が展望室下の台車。前側はほとんど車軸を支える部分しか残っていません。
左がノーマル。
右が展望室下以外の部分の台車です。
共通して、真ん中上のバネ?モールドを切り落とし、台車レリーフの半分から上を薄く斜めにニッパーで切断しました。よく切れるニッパーが活躍します。


スカート裏側の銀パーツも、台車首振りの干渉を避けるために切り欠いています。わずかに残った先頭側車軸の外側部分も肉を薄くしています。


外から見るとこんな感じです。ボディに隠れて、削った部分はそれほど目立ちません。


今回、新たな試みとしてカトーのポケットライン新動力「チビ客車用動力」を4号車に仕込みました。これは前回記事でも相当に削っていますので、製品のままだと入らないかも知れません。
※前回の記事はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/23/225601


これが普通の中間車です。
ちなみにカプラーは連結間隔の短縮と、遊びやすさを考えてカトーカプラーのナックル型を使っています。


一旦5連が落成しました。

試運転しながら調整し、超大変そうなシール貼りに進もうと思います。




続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/01/01/235820


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