こんにちは。
年末も押し迫って来ましたね。
今日はED75機番シリーズの第46回、702号機を取り上げます。
奥羽本線用として登場した700番台の初期車ですが、早期に福島へ転属となり 東北本線での活躍が見られました。
ED75 702[秋] 1971年落成 → [福] 1984~
最初に出会ったのはこの時、EF71,ED78牽引で板谷峠を抜けてきた寝台特急あけぼのを、福島から引継いで黒磯へ向かう702号機です。
1989/08 東北本線(以下同様) 久田野-白河 1004レ
国鉄民営化では旅客会社へ継承でしたが、暫くは貨物を牽引する姿も多くみられました。これは前写真のあけぼのと同日の撮影、ブルトレ運用の返しはタンク車貨物牽引でした。
1989/08 白河-久田野 5179レ
ワキ、コキ併結の貨物を重連で牽引する姿。
1989/08 白河-久田野 151レ
重連高速貨物の先頭でもやって来ました。700番台の飾り帯は塗装によるもの、剥げて来ていました。
1990/06 泉崎-久田野 3072レ
夏臨、20系の急行”竿灯”を牽引します。前に記事にしましたが、祭りの日のみ急行”おが”の時刻を繰り下げて運転されたもの。東北南部でナナゴー+20系の”走り”を撮影できる貴重な機会でした。
1990/08 新白河-白坂 9106レ
ワム8がずらりと並ぶ車扱を牽引、トリコロール色の車運車ク5000も1両繋がっています。
(このク5000 KATOより鉄道模型発売予告がありましたね。)
1990/08 白河-久田野 5161レ
JRになっても福島所属で旅客、貨物牽引に活躍していた702号ですが、1991年に青森へ転属になります。
普通客レ牽引を見たのはこの時が初でした。
1991/04 金ヶ崎-六原 1547レ
東北本線最長、朝の50系7連客レの先頭に立ちます。この頃になると、客車戸閉信号伝達用のKE85Hジャンパ栓が写真右端に追加されています。飾り帯も再塗装されたようですね。
1993/08 北上駅 1527レ
多客臨になっていた急行”八甲田”も牽引、堂々の12両編成です。
この時は”夏臨” 14系座席車9連にMOTOトレインのオハネと、最後尾にマニ50を2両つないでいました。
1994/07 苫米地-北高岩 8105レ
12系2000番台の客レを牽引してやってくる姿、これがラストショットとなりました。
1994/10 苫米地-北高岩 527レ
702号機は翌1995年に廃車となっています。
客レに特急急行に貨物にと、幅広く活躍する姿を捉えられた1両でした。
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以上ED75 702 機番シリーズNo.46 最後までご覧いただきありがとうございました。