12月15日、700形の第4編成目となるクハ754-クモハ704(704F)が営業運転を開始しました。
107系R16編成を種車とし、5月下旬頃から改造作業を行い12月上旬に出場。
12月6日に試運転を実施し、12月15日の臨時列車を経て12月16日より運用に就いています。
12月6日に試運転を実施し、12月15日の臨時列車を経て12月16日より運用に就いています。
701F以降の編成は離脱編成との兼ね合いで広告車が続きましたが、704Fではノーマルに塗装仕様。
但し、塗装デザインは701Fと大きく変更され、アイボリーホワイトの車体に緑と赤のストライプを纏う、在来車にも無い新たな塗装デザインとなりました。
まずは前面から。写真はクハ754ですが、クモハ704も同一です。
アイボリーをベースとし、ライト部にかかるように緑帯2本と赤帯1本が横向きに配されています。
ベース色の名称はよくわかりませんが、701Fや702Fよりも薄い色(アイボリーホワイト?)。
下部の緑帯は上部より太く、手すりをやや超える位置まで来ています。
続いて側面。
紹介するのは海側ですが、山側も同様です。
クハ754。
側面のベース色も前面と同様にアイボリーホワイト。
前面から続く緑帯と赤帯が側面に回っているのは車体角付近まで。
端部は下に向けて斜めのカット処理が施されています。
一段下がった位置から再び緑帯2本と赤帯1本が横向きに入り、そのまま車端まで続きます。
こちらの端部は先程の帯とリンクする形で、上に向けて斜めにカット。
下部の緑帯は上部より太く、ドアの下部と一致する位置まで来ています。
また、上部にも赤帯が配され、こちらも端部は上に向けて斜めにカット。
車番は701F同様、中央やや右寄りに白で表記されています。
クモハ704。
こちらはクハ754と線対称。
ベース色の名称はよくわかりませんが、701Fや702Fよりも薄い色(アイボリーホワイト?)。
下部の緑帯は上部より太く、手すりをやや超える位置まで来ています。
続いて側面。
紹介するのは海側ですが、山側も同様です。
クハ754。
側面のベース色も前面と同様にアイボリーホワイト。
前面から続く緑帯と赤帯が側面に回っているのは車体角付近まで。
端部は下に向けて斜めのカット処理が施されています。
一段下がった位置から再び緑帯2本と赤帯1本が横向きに入り、そのまま車端まで続きます。
こちらの端部は先程の帯とリンクする形で、上に向けて斜めにカット。
下部の緑帯は上部より太く、ドアの下部と一致する位置まで来ています。
また、上部にも赤帯が配され、こちらも端部は上に向けて斜めにカット。
車番は701F同様、中央やや右寄りに白で表記されています。
クモハ704。
こちらはクハ754と線対称。
そして今回の塗装において特筆すべきことは、乗務員扉と客扉の間に掲出されたこの「JDK」表記。
この「JDK」というのは「上信電鉄株式会社」の略。
これまで上信の一部車両において車体にJDKの表記が入れられ、デキや旧塗装の旧型車両、近年では151Fの前面にも表記されてたことでお馴染み(?)です。
その151FのJDK表記も2014年の検査時に撤去されてしまい、以来長らく車両への表記はありませんでした。
それが今回、704Fで久しぶりに復活!
デザインは基本的にゴシック体ですが、JとDが繋がっているなど、今までの掲出車両と比べロゴチックな仕上がりとなっています。
文字色は帯色と同じ緑色。
と、ここまで書いてきましたが、要するになにかというとJR東日本にかつて在籍していた107系100番台の塗装をイメージしたものが今回の塗装デザインとなっています。
所謂「リバイバルカラー」ってやつですが、帯の色や塗り分けの位置などにアレンジが加えられており、上信オリジナルのデザインに仕上がっています。
先程紹介したJDKのデザインもこれに倣ったもの。
そして今回、この塗装になったことを記念し、12月16日の117レより車両前後に「700形 Revival」ヘッドマークが掲出されています。
デザイン自体は12月15日に運行された『「JR107系リバイバルカラー記念」特別臨時列車』で使用されたものと同様ですが、今回掲出されているのは日付表記が無い仕様。
701Fのデビュー時もヘッドマークが掲出されましたが、その時とは異なり今回は板状のヘッドマークが用意されたため、700形用にヘッドマークステーが新規製作されました。
先程紹介したJDKのデザインもこれに倣ったもの。
そして今回、この塗装になったことを記念し、12月16日の117レより車両前後に「700形 Revival」ヘッドマークが掲出されています。
デザイン自体は12月15日に運行された『「JR107系リバイバルカラー記念」特別臨時列車』で使用されたものと同様ですが、今回掲出されているのは日付表記が無い仕様。
701Fのデビュー時もヘッドマークが掲出されましたが、その時とは異なり今回は板状のヘッドマークが用意されたため、700形用にヘッドマークステーが新規製作されました。
ここからは704Fの仕様について。
既存3編成がそれぞれ先行編成と大きく違いが表れたのに対し、704Fは703Fと基本的に同様で大きな違いは表れず。
その代わり(?)細かい箇所では変化が見られました。
(↑クハ754)
最大の変化は行先表示器。
既存3編成は幕式でしたが、704FはLED式、それもフルカラーLEDが採用されました。
上信の車両では500形・7000形にLED式の行先表示器が採用されていますが、いずれも3色LEDで側面のみの採用。
フルカラーLED、そして前面・側面ともにLEDが採用されるのは704Fが初となっています。
表示内容は幕式と同様かと思いきや、格段に情報量が増加。
英語併記された行先が右側に表示される他、左側上部には緑の網掛けで「ワンマン」、下部に種別「普通」が表示されます。
現在の上信には普通しか種別がなく、ワンマン札も前面に掲出されているためこの表示内容は若干余計な感じもしますが、フルカラーLEDならではといったところでしょうか。
通常運用時に対し、臨時運用時の表示内容は幕式に準拠したシンプルなもの。
中央に英語併記で種別 (臨時や試運転など) が表示されます。
文字色は基本的に赤ですが、「団体」に関しては青が採用されている模様。
なおこのLED表示器、驚くことにSS1/1000で撮影しても表示が切れません。
撮影する際、LEDにあまり気を使わなくていいのは嬉しい限り。
続いては車番。
既存編成同様に国鉄ふうのフォントが採用されていますが、704Fでは微妙に異なるフォントが採用されました。
こちらのほうがより国鉄表記に近いフォントとなっています。
↓参考:701Fの車番表記はこちら
続いて屋根上。
クハ754。
既存3編成と比べ、ややマットな質感のグレーで塗装されています。
ベンチレーターが撤去されている点は703Fと同様。
クモハ704。その代わり(?)細かい箇所では変化が見られました。
(↑クハ754)
最大の変化は行先表示器。
既存3編成は幕式でしたが、704FはLED式、それもフルカラーLEDが採用されました。
上信の車両では500形・7000形にLED式の行先表示器が採用されていますが、いずれも3色LEDで側面のみの採用。
フルカラーLED、そして前面・側面ともにLEDが採用されるのは704Fが初となっています。
表示内容は幕式と同様かと思いきや、格段に情報量が増加。
英語併記された行先が右側に表示される他、左側上部には緑の網掛けで「ワンマン」、下部に種別「普通」が表示されます。
現在の上信には普通しか種別がなく、ワンマン札も前面に掲出されているためこの表示内容は若干余計な感じもしますが、フルカラーLEDならではといったところでしょうか。
通常運用時に対し、臨時運用時の表示内容は幕式に準拠したシンプルなもの。
中央に英語併記で種別 (臨時や試運転など) が表示されます。
文字色は基本的に赤ですが、「団体」に関しては青が採用されている模様。
なおこのLED表示器、驚くことにSS1/1000で撮影しても表示が切れません。
撮影する際、LEDにあまり気を使わなくていいのは嬉しい限り。
続いては車番。
既存編成同様に国鉄ふうのフォントが採用されていますが、704Fでは微妙に異なるフォントが採用されました。
こちらのほうがより国鉄表記に近いフォントとなっています。
↓参考:701Fの車番表記はこちら
続いて屋根上。
クハ754。
既存3編成と比べ、ややマットな質感のグレーで塗装されています。
ベンチレーターが撤去されている点は703Fと同様。
こちらもクハと同様、マットな質感のグレーで塗装されています。
(↑クモハ704)
ライト枠。
既存編成と同様なら車体色と同じアイボリーホワイトに塗られている・・・はずです。
また、クモハ704の靴ずりは車体色と同様のアイボリーホワイトで塗装されています。
この形態差は702Fと同様。
車内に関しても変化が見られ、一部箇所に手すりが増設されているようです。
ちなみに検査表記は「28-6」。
ということで早くも4編成目となった700形。
ここにきてJDK表記が復活するとは思わず、個人的にはかなりの重要ポイントだと思っています(笑)
今回の塗装は赤帯が良いアクセントになっていますが、退色が非常に気がかり・・・。
なんにせよバリエーションが増えるのは良いことです。
上信電鉄公式ホームページ『「クモハ704・クハ754」営業運転開始について』
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