(PENTAX K-1・HD PENTAX-D FA★70-200mm・F6.3・1/8秒・ISO1000・2019.12.14)
阪急京都線の仮線切替工事レポートその2です。
その1では、工事開始から40分間ほどの様子をお伝えしました。
☆飛鳥橋踏切
崇禅寺駅北の大宮橋踏切から、起点方にある飛鳥橋踏切へ移動してきました。
こちらは大阪梅田方のレール移動が済んだ箇所から順次、タイタンパーを使って突き固めが始まっています。
移動量が大きいホーム端あたりではバラストの撒き直しが進んでいるようですが、
距離が遠いのと手前の作業陣に阻まれて、なかなか様子がわかりません。
あまり粘らずに、大宮橋踏切へ戻ってみます。
途中、垣間見た駅構内の様子。
下り線ホームの継ぎ足しが並行して行われているようです。
☆大宮橋踏切
さてさて、工事開始から1時間ほど経った大宮橋踏切です。
踏切周辺の軌道周りは山を越えたようで、空中部隊がハシゴを携えて線路に入ってきました。
踏切の北側から架線の入れ替えが始まります。
架線の高さは地上約5m。命綱1本で作業を行ってゆきます。
旧営業線の架線は高さを上げて、仮線の架線は基準値へ下げてゆきます。
仮線のものはあらかじめ基準値に合わせてハンガーの長さをセットしているようで、
仮止めを外して落とすだけの作業です。
そんな中、地上では軌間距離のチェックが始まってます。
もう一度見上げてみます。
右から旧営業線用、仮線用、上空にき電線が2本、一番左が下り線用。
高さの違いはお判りいただけるでしょうか。
軌道周りは、ホーム中ほどまで作業が完了。
水を散布して土埃を落としてゆきます。
☆飛鳥橋踏切~大宮橋踏切
さてふたたび飛鳥橋踏切です。
遠くでバックホウがいそいそとバラスト散布中。
上空では、架線の入れ換えが続いています。
駅構内ではホームの継ぎ足しが続いていて、トントントントンと槌の音が聞こえてきます。
また大宮橋踏切です。
重機類は撤収しました。なにやら見慣れぬ道具が登場。
なるほど!こうやってホームの建築限界をチェックするんですね。
徐々に作業員さん達は引き上げてきて、測量が始まりました。
架線高さも5mおきに旧線と仮線のそれぞれがチェックされます。
午前3時を回って、またまた飛鳥橋踏切。
こちらも軌道周りの作業はほぼ終了のようで、軌陸バックホウが撤収していきます。
軌間距離や架線高さのチェックが続きつつ、作業の終わった方から現場を離れてゆきます。
架線作業も完了。ハシゴを担いで撤収です。
その3で最終回です。
1回目から12回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
13回目から24回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
25回目から36回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
37回目から48回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
49回目から60回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
61回目から72回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
73回目から84回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
85回目から95回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
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