11年前の12月14日は、0系新幹線が引退した日ですが、今回は同日に伊豆箱根鉄道でデビューした1300系についてご紹介させていただきます。

2008年12月14日に、伊豆箱根鉄道1300系が営業運転を開始しました。

老朽化が進行した1100系(元西武701系)の代替目的で、西武鉄道から新101系を譲り受けた車両で、西武車両でワンマン機器などの各種改造を行い、3両編成2本が伊豆箱根鉄道で活躍しています。
西武鉄道 新101系
外観で塗装以外に変更された点は、先頭車前面下部へ排障器(スカート)が設置されたほか、転落防止幌が撤去された事です。
2016年12月10日からは、1301編成を新101系が西武鉄道で登場した頃の塗装を再現した「イエローパラダイストレイン」として運転しています。
旧塗装時代の西武鉄道新101系
2017年には西武多摩川線と伊豆箱根鉄道が100周年を迎えた記念に、西武多摩川線 新101系も伊豆箱根鉄道1300系と同じ塗装に施され運転中です。
西武鉄道新101系は、伊豆箱根鉄道以外の鉄道会社にも譲渡されました
上信電鉄500形(群馬県)
秩父鉄道6000系(埼玉県)
流鉄5000形(千葉県)
三岐鉄道751系(三重県)※事故廃車代替1両のみ
近江鉄道100形(滋賀県)
近江鉄道900形(滋賀県)

かつて地元路線でも活躍していた新101系、西武多摩川線新101系同様、伊豆箱根鉄道1300系にも長く活躍して欲しいと思います。
本日は2本立てです。6:30に12月9日の撮影記事を予約投稿してます。良かったらご覧下さい。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

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