大阪のミナミのなんばから
和歌山県までの路線をもつ南海電鉄。
特急は、高野山、和歌山市、関西空港の3方向に走っています。
以前に高野山方面への「りんかん」は乗車済です。
(その時の記事はこちら)
今回は、関西空港への連絡特急50000系「ラピート」です。
関西国際空港開業の1994年9月4日から運行されました。
「ラピート」とは、ドイツ語で”速い”という意味です。
前面は鉄人28号のような感じで電車とは思えない奇抜なスタイル。
車内は・・・・
というと、ヨーロッパ風なお洒落な感じになっています。
■特急ラピートの内装
6両の固定編成で、
なんばよりの5号車、6号車がスーパーシートです。
内部は、ドーム型の天井で高く広く見えます。
窓は、楕円形で観光列車「ひえい」のようです。
(→乗車時の記事はこちら)
「ひえい」の外観
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ドアなどは、住居に用いられる茶系で、
色合いはサンライズ出雲・瀬戸と似ているかもしれません。
(乗車記はこちら)
サンライズ出雲の車内
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(調べてみますと、若林広幸氏という建築家が設計したようですので、お家にような感じの色合いは納得かも・・・)
荷棚は、ハットラック式です。
■レギュラーシート(1~4号車)
2列=2列の配置で一般的です。
ちょっとヒョウ柄っぽくないですか?
「大阪のオバチャン」が着るヒョウ柄服を思い出させるモケットですね!
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■スーパーシート(5号車・6号車)
JRのグリーン車に相当するクラスです。
2列-1列のシート配置です。
乗降口や車内にはスーパーシートのマークも表示もなく、
車内案内もないことから、上級のクラスがあることすら知らない方も多いはず・・・
料金は、乗車区間に問わずで大人730円。
レギュラーシートより210円高くなります。
ちなみにこちらも「ヒョウ柄」(笑)
テーブルが大きくなっています。
ドリンクホルダーが、
アームレストにありますが、700系さくらやサンダーバードG車みたいな感じです。
上部にはプラズマクラスターの空気清浄機能もありました。
乗車時間は40分ほどです。
これをスーパーシートにするかしないかは悩みます・・・
ちなみに、外国の方が少なくて静かでした。
■お得な切符
関西空港~新今宮・なんば間を利用するのでしたら、
「関空トク割 ラピートきっぷ」
(http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/kankutokuwari.html)
をおすすめします。
当日でも乗車直前でも購入できます。
ただ、窓口に並ばないといけませんが・・・
値段にして150円ほど安くなりますが、
当日、いきなり乗車して安くなるきっぷがあるのは、
すばらしいと思います。
通常で乗るのがもったいない??
行きはレギュラーシート版の「ラピートきっぷ」
帰りはスーパーシート版の「ラピートきっぷ」
■ちなみに・・・
①ラピート車両の50000系ですが、
座席の改良工事が行われているようで、
本記事で紹介したレギュラーシートは非改良車。
座席のテーブルが大きくなり、ヘッドレスト部が改良されているそうです。
スーパーシートは改良車のようで、2020年3月までに完了する予定だそうです。
http://www.nankai.co.jp/company/csr/voice/201806_rapito.html
②関空から大阪メトロ経由で市内に行かれる場合や京都・奈良に行く場合は別のお得なきっぷがありますのでホームページを参考にしてください。
http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku.html#kanku