いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】旧型客車スハ43系

北の風景が似合う車両をBトレで集めています。今回は旧型客車のご紹介です。

●スハ43系客車
●発売:パート8(2004年) ・客車 ・パート8
●最近の入手難易度★★☆☆☆

かなり初期の2004年にアソートで出て以来、何度かセット売りをされている旧型客車です。
自分は旧客の知識はまったくありませんでしたが、Bトレを通して知識や興味が広がりました。

旧客は奥が深くてなかなか体系的に覚えられませんでしたが、大雑把に言うと屋根が丸くて古いオハ35系と、代表的な急行型スハ43系が、高度経済成長期以降に活躍した代表的な形式のようです。鋼体化改造されたオハ61のグループは、自分のような浅いファンには、Bトレ的にしてしまえばスハ43と大体同じ、という感じです。



さて、このスハ43は見るからに旧式の客車ですが、80年代までは普通に走っていたというから驚きです。また、10系軽量客車よりも頑丈で乗り心地はむしろ良かった、などの逸話に触れると、この時代の客レに乗ってみたかったという思いが強まります。

東北新幹線開業前の上野口では、まだまだ様々なスハ43長編成による列車が発着していたようです。
常磐線EF80が牽く普通列車、EF58やEF57が牽く東北本線普通列車、上信越スジにはEF58が旧客鈍行を牽きました。EF62やEF64の牽引列車もたくさんあったのでしょうか。

そして「鳥海」「八甲田」「越前」などの夜行急行群は、10系や荷物車、郵便車、そしてスハ43を文字通り雑多に連結した、模型的には垂涎ものの編成です。

東北ではED71やED75磐越西線ではED77、奥羽本線ではEF71やED78、北陸ではEF70やEF81、非電化区間ではDD51などが日常的に客車列車を牽き、これはレッドトレインや急行型電車によるフリークエントサービスの開始まで続きました。



↑旧客を追いやった50系レッドトレイン。しかし、客車列車による鈍行列車自体が終焉を迎え、車両も短命に終わりました。


碓氷峠を越えた急行列車のイメージです。10系B寝台車とスハ43の座席車は、どちらが乗り心地が良かったのでしょうか?



旧客は令和の時代になっても高崎に健在で、やまぐち号向けには、最新技術で新製までされました。

高崎のEF65-500が牽く姿や、SLやゴハチなど、ネタ列車的な運転にも重宝します。




高崎のEF60やEF65-500引退のニュースも聞こえて来るこの頃ですが、動力車ほどは整備が難しくない気もしますので、いつまでも走り続けて欲しいです。

【記事の目次はこちらをご覧ください】
【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】

鉄道コム
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村 鉄道ブログ Bトレインショーティーへ
にほんブログ村

鉄道模型ランキング