こんばんは。
今日はED75機番シリーズ。40回目を数えます。今日は113号機。ED75の中で最も長寿だった1両、掲載写真数もちょっと多くなります。
ED75 113[長] 1967年落成
最初の1枚はまだ国鉄時代、デフロスタ付で走ってきました。
1983/04 東北本線(特記以外以下同様) 久田野-白河 3180レ
唯一旅客列車を撮影できた1枚..といっても旧客がちょこっと写っただけでしたが..
(ネガが見当たらずプリントからのScan画像です。)
1983/03 久田野-白河 130レ
国鉄民営化では貨物会社へ継承、貨物列車牽引に従事します。新緑の気持ちいい時期の撮影、この時にはデフロスタが無くなっていました。
1990/05 平泉-前沢 3095レ
見事に茶色で揃ったワム8長大編成を牽引。最後尾までは入りませんでした。
1990/11 平泉-前沢 5261レ
3桁列番の151レを牽引。コキ車とワキ5000などが混結されていた列車ですが、これほどワキ車連結が多かったのはこの時が唯一だったと思います。
1991/02 白河-久田野 151レ
郡山全検を上がったばかりの姿、屋上機器が銀色に輝きます。
1994/05 久田野-白河 3066レ
1994/12 東白石-北白川 5177レ
岩手山の麓を 113+81号機の重連コンテナ貨物が行きます。
1998/05 好摩-岩手川口 3061レ
2000/03に再び全検 今度は土崎で更新工事も行われて白ガマに、同年8月には長町機関区移転で[仙貨]所属になりました。
シロであることが目立たないように撮った1枚、多分意図しての露出だったと思います。
(この列車は郡山で長時間停車があり、また当時は乗り放題切符があったので、これを利用して郡山以北を走る姿を事前に見に行き、何号機牽引かを把握した上で狙うことができました。)
2000/12 白坂-豊原 4086レ
珍しい”前パン”走行、小牛田送り込みのDE10が次位に繋がっています。
2004/12 品井沼駅 655レ
唯一奥羽本線での撮影。3月になってもこの雪の壁、冬場の豪雪を思わせます。
2006/03 奥羽本線 鶴ヶ坂駅 2073レ
再び全検を受けたでしょうか?今度は”帯”カマに。下半分シロよりはオリジナルに近づきました。
2007/09 東白石-北白川 5665レ
当時交流区間の南限、黒磯。列車の牽引を終え、北留置線へ引き上げていきます。得意の?光跡クロバルブ(笑)。
2008/02 黒磯駅 5178レ牽引機
線路の向こう側=白石川は白鳥の飛来地ですが、こちら側の田んぼでこんなに白鳥が休んでいる姿を見た記憶はあまりありません。
私にとってはこれがラストの1枚になりました。
2009/12 白石-東白石 857レ
113号機は2012年3月には運用離脱で保留車となり、その後廃車となったものと思われます。
最後まで生き残ったED75の1両でしたが、私事2010年には転勤で岡山在住となったため、晩年の姿を撮影する機会には恵まれませんでした。
45年近くにわたって活躍し、色々な姿に出会えた機関車でした。
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以上ED75 113 機番シリーズNo.40、最後までご覧いただきありがとうございました。