今回は私の地元路線「西武池袋線」でも見かける、西武4000系についてご紹介させていただきます。
秩父鉄道5000系(写真右)と顔を合わせた西武4000系(写真左)
では、どうぞご覧下さい。
廃車になった101系の主電動機(モーター)・主制御器・ブレーキ装置・台車などを流用した4000系は、片側2ドア、セミクロスシートの車両です。
101系(2010年11月に引退)
4000系車内、座席は入口付近がロングシートと中側はクロスシートというセミクロスシートです(JR四国6000系には劣りますが4000系も座り心地が良いシートです)
当初の乗り入れは、三峰口ゆきと羽生方面の野上ゆきで、1992年に寄居まで延長されましたが、現在の羽生方面は長瀞までに短縮されました。
2003年から飯能駅~西武秩父駅・秩父鉄道 御花畑駅間でワンマン運転が可能となるように改造した工事では、マスコン・制御回路・ブレーキ回路・列車無線回路に「デッドマン機能」が付加されたほか、自動放送設備などが追加されました。
デッドマン機能とは、1918年に速度超過したままカーブに進入して脱線、多数の死者を出したニューヨーク市地下鉄の事故を受けて導入された安全装置の一つで、運転士が死亡・意識不明などの事態に陥ったときや、不用意に運転位置を離れた際に自動的に作動、連動してブレーキなどが作動し列車事故を防止する装置です。
東急8500系などのワンハンドルマスコンの場合、ハンドル下部にあるスイッチ(赤線部)がデッドマン装置で、運転中にスイッチを離すとブレーキが作動します
2016年4月16日からは、4009編成をレストラン列車に改造した「西武 旅するレストラン 52席の至福」が営業運転を開始
デビューから31年経過した現在、置き換えなどの話は出てませんが、廃車になった車両の台車など再利用してるので、そんなに長くは使用されない気がします。
1ヶ月後のお話ですが・・・
ちなみに西武秩父方面の列車は進行方向左側、飯能方面の列車は進行方向右側から氷柱が見られるんですよ
【あしがくぼの氷柱2020 – Icicles at Ashigakubo –】
甘酒や横瀬紅茶の無料サービスもありますすいとんなどは有料
高台の休憩所では、ドラム缶ストーブで暖をとりながら、すいとんや甘酒をいただく事もできます
会場は西武秩父線 芦ヶ久保駅から徒歩約10分
入場口で環境整備協力金300円(1人あたり / 中学生以上)お支払い下さい。
最後は話が脱線しましたが、西武4000系には長く活躍して欲しいと願います。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!