前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/11/30/092309
前回までで単3×3本でカメラが動くようにはなりました。が、単3電池はBトレ一両に一本積むのが限度で、電源車が3両必要になります。また、カメラ車の基盤高さ的に、ブルトレ級の深い屋根がないと具が収まらない感じでした。
さらに検討を重ね、以下のようにすることにしました。
1-基盤を斜めに取り付け、出来るだけ高さを抑えて選択できる車種を増やす。
2-充電池の採用
カメラと基盤を結ぶフレキシブルケーブルを活かして、出来るだけ基盤を斜めにして高さを抑えます。一応カメラ最大高さ並みにまで抑えることができました。
しかし、後で発覚するのですが、この時に負荷をかけすぎてカメラ側とフレキシブルケーブルの接触を壊してしまいました。画像が一応映るのですが、色が変です。ケーブルの付け根を力強く押さえつけると画像が元に戻ります。これは、詰んだかも知れません、、、。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・
それが発覚する前の充電池の検討です。
いろいろ調べると以下のようなことが分かりました。(素人解釈なので間違っているかも知れません)
●まず、基盤を動かす電圧は、5Vから、3.3V付近、そして1.2Vまで下がってきており、低電圧で動かせるのは技術の進歩である。今回のカメラ基盤は、3.3Vあたりで動くものと思われる。
●リチウム電池(リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池)は電圧3.7Vが平均の電圧となる。最初は4.2Vから始まり、だんだん下がっていき、2.7Vくらいまで下がる。ということは、3.3V駆動の基盤は4.2V〜3.0Vくらいまで動く?または基盤内に定電圧にする仕組みがある?
●上記の電池は扱いが簡単ではなく、4.2V以上の過充電をしないことと、逆に過放電により使えなくなるっぽい
ということで、Amazonを探すとこういうものが見つかりました↓
乾電池型のリチウムイオン電池というものがあり、乾電池型の底の部分に過放電、過充電防止の保護回路が付いているようです。また、充電器側にも保護回路があるようで、これなら素人の自分でも扱えそうです。14500というサイズ?は単3に似たようなサイズ、18000台のものはアキバ で現物を見ましたが、なんとも言えない太さでした。
結局、今回は勉強を兼ねてアキバの電気街で以下のものを買いました。
知識があれば、Amazonでもっと安く調達できたのかも知れません。かなり高くつきました。
電気街で同種のコネクタを買い、以下のように配線しました。
●1号車:カメラカー
・カメラ
・基盤
・アンテナ取り回し
・基盤からのプラス線とバックランプ線をまとめて柔らかいハーネスで外だし。
・基盤からのマイナス線を同様に外出し。
※結局のところ、バックランプ線をプラスとまとめる効能はよく分かりません。
●2号車:電源車
・プラス線をタミヤのスライドスイッチに繋げ、その先をマイナス線と合わせてコネクタ化。
・コネクタに充電池を挿して、ボディに収める。
↑エナメル線だと、性質として硬すぎるかなという印象でした、、、。
これでカメラが動きました!
相変わらずWiFiだけでなく基盤自体の起動が怪しく、何度もスライドスイッチをオンオフしては、iPhoneからWiFi電波を探す感じです。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・
しかし、上記のカメラ本体接続部のフレキシブルケーブルの接触がおかしく、画像の色が変になってしまいました。指で押さえると治るのですが、いじってるうちに完全に映像が来なくなってしまいました、、、。
というわけで、カメラを壊してしまったので、このプロジェクトはあえなく断念となります。
残念です。
ただ、電気に無知な自分的には、多くの知見がたまった試行錯誤でしたので、ヨシとします。
いつか再チャレンジしたいです。
(おわり)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・
、、、終わるはずでしたが、続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/09/013150
※いよいよ2019/11/30にカトーのポケットライン用動力リニューアル品が発売のようです。(予約したものがまだ届かないのですが、、、)
なんとコアレスモーター、フライホイール、サスペンション搭載!2軸動力ながら、スムーズな走りが期待できます。品番はいままでのものと異なり、「11-109」「11-110」になるようです。
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村
鉄道模型ランキング