こんばんは。

昨日までに山陰本線の仙崎駅と特牛駅を紹介しました。

路線が変わり、本日から美祢線の駅を数駅訪問した記録を書こうと思います。

特牛駅を訪問後、長門市に戻り、そこから美祢線に乗車して渋木駅にやって来ました。

美祢線をただ制覇するのは面白くないと思い、事前に何駅か調べたところ、

渋木駅が良さそうだったので、訪問した次第です。

駅舎は駅名の通り、”渋”い”木”造駅舎!

訪問して大当たりです!

木造駅舎に、青い駅名板がよく映えています。

直近山陰地方の駅舎について記事を書いていますが、この地方は駅名版も最新のものではなく、

その駅にマッチした、従来からのを使用していることが多い印象でした。

駅舎全体を撮影。

駅入り口横の低木なども手入れが行き届いているようにみえます。

屋根の錆具合が、これまたいい雰囲気を醸し出しています!

こちら側から見ると、どうやら側面は補修がなされているようです。

駅舎から突き出した庇付きの入り口は、開業当初のままなのでしょうか。

駅舎から少し離れたところには、かなり綺麗なトイレがあります。

つい最近作られたものなのか、便器も洋式でした!笑

この駅には、貨物ホームが残されています。

線路も撤去されずに、保線車両の留置場となっています。

また、写真に写っているのは給水塔なのでしょうか・・・

駅舎以外にも、いろいろ探索できる面白さがあります。

なんと車止めまで残っていました!

事業車両を、しばらくの間観察。

レールを曲げて作った車止めは、ローカル線の雰囲気にマッチしていますね。

少し駅周辺を散策。

駅前には川が流れ、のどかな山里の風景が広まっています。

どことなく、私の地元の風景によく似ていて、とても落ち着きます。

線路脇まで近づくと、勾配の標識がありました。

渋木を出た列車は、ここから16.7‰の勾配に挑みます。

あまりにも綺麗な青空だったので、安全を守る信号機を撮影。

天候にも恵まれ、絶好の駅巡りでした。

さて、駅周辺を探索したところで駅舎に戻ります。

窓口は、残念ながら板で塞がれてしまっています。

この駅で乗車券を買いたかったな・・・

駅のベンチは、壁に沿った長いものが備え付けられています。

ホーム側にも締め切りの扉があるので、雨風を十分凌げそうです。

また、電光掲示板ではありませんが、簡易的な列車接近を示す機会がありました。

これは、列車が駅に近づくと、その方面の看板が点灯するという、原始的なものです。

ただ、何の案内もない駅がほとんどだと思うので、このようなものがあると、利用者にとってはありがたいですね。

待合室の扉を開けると、各方面の案内板があります。

ホーム側には、おなじみのきっぷ回収箱が。

この駅にはラッチがないのが少し残念です・・・

ホームにはパンジーが植えられた鉢が多数あり、駅舎を彩っていました。

跨線橋から、こちらは長門市方面です。

こちらは美祢・厚狭方面です。

ちょうど列車が来ましたので、この列車で次の訪問駅へと向かいました。

渋木駅、その名の通り渋い駅舎を楽しめる駅。

駅だけでなく、貨物ホーム跡や駅付近の山里の風景など、駅舎とともに楽しめる要素が盛りだくさんでした。

美祢線にご乗車の際は、ぜひ渋木駅へ立ち寄ることもプランに組んでみてはいかがでしょうか??

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