富士急行の「富士山ビュー特急」で、
土休日限定のスイーツプランを味わった乗車記4回めです。
まずは過去の記事を振り返ってみます。
今回は最終回です。
■特別車両の車内
特別車両の定員は26人。
その②の2号車・3号車の自由席と見比べていただければ一目瞭然。
1号車の特別車両は、ソファーシートに広いテーブルが特徴です。
水戸岡デザインではおなじみの
カウンターがあります。
ここからドリンクがサーブされます。
先頭部はロイヤルエクスプレス(乗車記はこちら)のような額縁ガラス。
視界が狭まれるという声も聞かれますが、
私はぜんぜんそう思いません。みなさんはどうですか?
運転席後ろの一人席。
ちょっとテーブルが小さいし、場所が中途半端な気がしますが
王様気分ですね。
1人乗車すると、だいたい2人席の相席になってしまいます。
それのことを考えるとこれはこれでアリ?
隣は、サークル状の6人席。
スペースの限られる車内だとこういう遊びな座席ってなかなか無いですよね。
グループ参加だと楽しくなりそう・・・
その他の席はこんな感じです。
■下吉田駅で新旧・兄弟との出会い
駅には「下吉田ブルートレインテラス」があり、
ブルトレの客車や富士急の過去の車両が保存展示されています。
車窓から見えた、クロ2001 「フジサン特急」
元JRのパノラマエクスプレスアルプスで、
2016年に引退しています。
他にも色々保存されているようですが、
一度はゆっくり降りてみたいですね。
で、ホームには現在の「フジサン特急」と行き違いでした。
このフジサン特急は元小田急の車両で、
富士山ビュー特急と兄弟の関係は有名な話です。
■富士山絶景ポイント(寿~三つ峠駅間)
アテンダントさんが
「富士山が一番キレイに見える場所」と、教えてくれました。
ちょっと雲がかかっていますが、
なんとか富士山のてっぺんまで見ることができました!
■車内販売
乗車して半分くらいの時間が過ぎた、
都留文科大学前駅で車内販売で回ってこられました。
籠には商品がてんこもり。
車内には紙ベースの案内は無いようで、
実物を見て・・・って感じ。
※ホームページには記載あります。
https://www.fujikyu-railway.jp/fujisan-view-express/service/
高額な商品はドリンクメニューの裏に記載されていました。
実物は、カウンター横のショーケースに展示されていました。
アテンダントのお姉さん、
なかなか商売上手で色々説明してくださいました。
(7年前の富士登山電車のときと大違いでした)
車内限定デザインの印籠と、
郡内織ハンカチを購入しました。
袋は富士急行のものです。
■富士登山電車と・・・
禾生(かせい)駅です。
私は読めませんでした・・・
ここでもう一つの観光列車「富士登山電車」と行き違いです。
「すれ違いますよ~」
って言ってくれたアテンダントさんと、
7年前に乗車したときの話で盛り上がり・・・
その時の写真を見ながら・・・
ア:「7年前は中学生です!」
私達:「えっ!」
時の流れを感じた瞬間でした(笑)
■スタンプ
存在をすっかり忘れてました。
アテンダントさんが、「忘れてませんか?」と、
スタンプ台と冊子を座席まで持って来てくれました。
■終点 大月駅に・・・
ギリギリまで「おかわりは大丈夫ですか?」
と気を遣っていただいたアテンダントさん。
本当に素晴らしい気遣いです。
到着前に営業終了し、そそくさと片付けされるのと比べ全然ありがたいです。
終点の大月駅に到着です。
「このまま折り返しますのでゆっくり降りる準備をしても大丈夫ですよ」
と落ち着き感半端ありません。
降り際に、アテンダントさんから
誕生日の相方へメッセージカードが。
嬉しい心遣いありがとうございます
■7年前と比べて
確実にサービスの質が向上していました。
当時はまだ観光列車なんぞ少なく、
特に九州以外ではまだまだでした。
その時に乗った「富士登山電車」
当日に窓口でチケットを買おうとしたら、
「予約してないの?」
と言われたり、
車内のアテンダントさんの愛想が悪かったり・・・
あまりいい思い出はなかったんですよね。
その時は、「東(日本)ってアッサリしてるな・・・」
って思ってたのですが・・・
確実に素晴らしくなっている!
これはまた乗りたい候補のひとつになりました
(乗車時間が1時間弱という部分も要因の一つかもしれません)
「インバウンドで混雑している雑踏から離れて、ゆったり移動する」
これはオススメです!
おわり