こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、DD51 745が不調を起こしまして、ここ暫くこの車両と格闘していました。

結局モーター故障という結論に至るまでの話をしてみたいと思います。

 

このDD51 745号機 KATOの品番7008-8です。前面窓プロテクターの交換など過去何度か話題にしました。

関連記事 ; Nゲージ KATO DD51の前面窓プロテクター

12系9連(これもKATO)を牽引し、DCCパラメータを弄って走行テストをしていたわけですが、写真の区間から坂を上がりきるまで極端に速度が落ちるという現象が発生するようになりました。

坂区間で定速運転ができるBEMF機能のパラメータを弄っていたので、先ずこれが原因かと思ったけど違うみたい..

 

この車両のDCC基板はDN-163K4a(青い基板)を採用しており、同基板搭載のED75など問題なくパラメータ設定ができています。DD51は車輪が小さいなど挙動が違ってもおかしくはないのですが、ほぼレベルのカーブ区間でスピードが落ちるのは何で??

次に集電安定性を疑って、線路や車輪軸周りのクリーニングをしてみましたが、これでも改善せず..

 

となるとモーターしかないのでは? と全部バラバラにしてモーターを摘出しました。

 

この車両に入っていたのはGM-5という5極モーター。このモーターがおかしくなった?のは初めてです。

ED75の2G車など廃車になった車両にも使われていたモーターなので、在庫は沢山あります。手持ちのものに交換してみました。上が交換後です。最近の模型車両には真鍮のフライホイールが付いているものが多いですがその形状は車両形式ごとにまちまちです。なので付いていたものを外して、小ぶりのDD51のものに交換も必要です。

 

フライホイールをペンチなどで無理矢理外そうとすると、モーター軸を曲げちゃったりリスクが大きいので、写真のようなピニオンギヤプーラーを使っています。が...

 

今回最後の一ひねりで、プーラーの先端が折れちゃった(矢印部)ショックー。

モーター不調が起こらなければ使わない工具ですが、次からどうしよう? ~次が無いのが一番いいのですが.. (笑)。

折れた1つ上に写っているものだと、先端が太すぎです。

 

モーター交換やってバラバラの部品を組み上げ、走行させたところ速度低下現象が改善しました。やっぱモーターに原因があったんでしょうね。何で坂の手前のカーブ区間から再現良く速度低下が起こったのかは謎です。ブラシとか電極がおかしくなって一様に速度低下とか動かなくなる はよくあるパターンなんですけど。

因みにTOMIXはモーターが弱いらしく、過去何度も交換をやっています。3極にして小型化されたKATOのGM-3がおかしくなったことも2回ぐらいあったかな?GM-5は初のケースだったのでびっくりしました。

 

以上Nゲージ DD51モーター交換の話、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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