語呂合わせで「いい肉の日」である本日11月29日は、東海道新幹線で500系車両の運行開始、東武鉄道の臨時特急列車「スカイツリートレイン」の運行開始などの出来事がありました。
これらの出来事を軽くご紹介させていただきます。

【東海道山陽新幹線500系】
1997年11月29日に、JR西日本500系車両が東海道新幹線での運行を始めました。
1997年3月に山陽新幹線でデビューした500系は、ドイツの工業デザイナー アレクサンダー・ノイマイスターによって高速性を感じさせる戦闘機みたいなデザインとなり、全車にモーターを搭載、設計上の最高速度320km/hに対応させるため、16両編成全体の出力は歴代新幹線車両のなかで最大の18240kWです。
フランス高速鉄道TGVと最高速度が並び、再び世界一の座に戻った500系は、車体にアルミを使うなどして軽量化を図り大幅な高速化を実現したほか、トンネル進入時の空気抵抗を弱めるためノーズを長くしたり円筒形の車体にする事で、反対側の出入口で発生する騒音や振動を抑えました。(写真は後述のハローキティ新幹線)
2008年12月1日から山陽新幹線のみで「こだま」用として8両編成へ短縮した500系7000番台(V編成)が最高速度285Km / hに落とされ運転開始、2010年2月28日の「のぞみ29号」をもって東海道新幹線から撤退しました。
2015年11月7日から山陽新幹線開業40周年と、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」TV放送20周年を記念してコラボした「500 TYPE EVA」が運行を開始、2018年5月13日の運行終了後・・・
2018年6月30日からは、V2編成を再改装した「ハローキティ新幹線」が運転を開始
1号車はハローキティグッズショップ、2号車はフォトスポットが設けられるなどハローキティだらけだが、3号車など内装に手を入れてない車両と比べ空いてる感じ(私は平日に乗車)
1号車の「ハロープラザ」は40歳過ぎたオッサン1人で入るには勇気がいるエリア
主に「こだま730号」(博多駅6:42発→新大阪駅11:13着)と「こだま741号」(新大阪駅11:29発→博多駅15:38着)の運用に充当されています


【スカイツリートレイン】
2012年11月29日に、東武鉄道の臨時特急列車「スカイツリートレイン」が運行開始しました。
スカイツリートレインは、東武鉄道が東武6050系(上写真)を展望車に改造した東武634型「スカイツリートレイン」を使用して、浅草駅~太田駅・大宮駅・東武日光駅・鬼怒川温泉駅・会津田島駅間を東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・野田線(東武アーバンパークライン)・日光線・鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線及び会津鉄道会津線経由で運行していた臨時特急列車の愛称です。
東武特急リバティ(上写真)の登場に合わせて、2017年4月16日に定期運行を終了、その後は多客臨として不定期に運行されています。
12月1日に開催される「東武ファンフェスタ2019」に東武634型が展示される予定です。

【営団地下鉄 南北線】
1991年11月29日に、営団地下鉄 南北線 駒込駅~赤羽岩淵駅間 (6.3 km) が開業しました。
1996年3月26日の四ツ谷~駒込間、1997年9月30日の溜池山王~四ツ谷間、2000年9月26日の目黒~溜池山王間 開業を経て全線開通、東急目黒線と相互直通運転開始となりました。
将来的に東急新横浜線・相模鉄道への相互直通運転が計画されているほか、白金高輪駅~品川駅を結ぶ「都心部・品川地下鉄構想」との直通運転も考えられており、今後の展開も目が離せない路線です。

長くなりましたが、いい肉の日にこんな出来事がありました。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

鉄道コム