新神崎川橋梁477
 

阪急電鉄千里線 下新庄~吹田
(Pentax K-1・HD PENTAX-D FA28-105mm・F6.3・1/500秒・2019.4.16)

 


阪急淡路駅定点観察も8年が過ぎました。今回は85回目(2018.11.25)から95回目(2019.10.20)までのまとめをお届けします。
京都線編に続き千里線編です。

繰り返しですが凡例は次のとおり。
下り線は天神橋筋六丁目行き、上り線は北千里行きで、
黒線が既存線、赤線が仮線、黄線が2次仮線です。
構造物は、上層階(下り線)・中層階(上り線)・地中梁・杭に区分し、
実線は完成したもの、破線は建築が予定されているものです。
縮尺はできる限り現実に近いものにしましたが、正確ではありません。

☆天六起点1.8km付近~大宮通踏切

千里線95-01
千里線95-02
天六起点1.8km付近から柴島駅構内までの区間が2019.6.22に下り線が仮線に切り替わりました。
天六~柴島947天六~柴島063
(左2019.6.22・右2019.7.21)
また、既存の高架橋は補強工事が順次行われています。
天六~柴島522
(2019.10.20)
柴島駅の新駅部は、残っていたブロックの地中部工で始まり、柱工を経てスラブ構築まで進んでいます。
柴島駅411柴島駅545
(左2018.11.25・右2019.10.20)
大宮通踏切の北千里方ではラーメン橋が1基完成しました。
大宮通踏切532大宮通踏切649
(左2018.12.31・右2019.4.16)

☆大宮通踏切~淡路駅

千里線95-03
千里線95-04
千里線95-05
2.5km付近にある濾過池踏切から次の学童踏切までの区間は、軌道周りは動きありませんでしたが、
側道の付替工事が続いています。
濾過池~学童548濾過池~学童006
(左2018.12.31・右2019.9.16)
その先の学童・住宅・国次の3踏切周辺は、ほとんど変化なし。
学童踏切014住宅踏切685国次踏切601
(左2019.9.16・中2019.4.16・右2019.10.20)

☆淡路駅~下新庄駅

千里線95-06
千里線95-07
淡路駅周辺は京都線編でお伝えしたとおり。
千里線が分岐した千里北陽踏切周辺では、大きな変化がありました。
JRおおさか東線の南側に中層階までできあがったラーメン橋上で
ダブルデッキトラスを送り出すための軌条桁が組み上がり、
千里北陽踏切013
2019.9.9・10.1・10.20の3回に分けて軌条桁が送り出されました。
千里北陽踏切716千里北陽踏切638千里北陽踏切236
4キロポストの先にある鳩が瀬踏切周辺では下り線側の柱工が本格化、
踏切を挟んで柱が立ち上がりました。
鳩が瀬踏切442鳩が瀬踏切643
(左2018.12.23・右2019.10.20
東海道新幹線交差部付近にある五田名北踏切では、
天六方で門形橋脚の下り線側の柱工が始まっています。
五田名北踏切454五田名北踏切654
(左2018.23.23・右2019.10.20)

☆下新庄駅~天六起点5.3km付近

千里線95-08
千里線95-09
千里線95-10
下新庄駅構内では、下り線ホーム外側で柱工が始まり、およそ半分くらいの高さまで打コンが終わっています。
下新庄駅509下新庄駅678
(左2018.11.25・右2019.10.20)
そして10月からは下り線ホーム上屋の一部が解体され始めています。
下新庄駅672
(2019.10.20)
下新庄踏切の北千里方は旧営業線の築堤撤去が終わり、杭工事が続いています。
下新庄踏切793
(2019.3.9)
天六起点4.6km付近で市道を跨ぐ井戸口橋梁。旧橋梁の橋台が撤去され、
神崎川左岸の築堤の撤去も進んでいます。
井戸口橋梁529井戸口橋梁354
(左2018.11.25・右2019.6.16)
その先の新神崎川橋梁では、ちょっと残念な出来事が。
明治末期の官設鉄道時代の橋脚が撤去されてしまいました。
新神崎川橋梁471
(2019.4.16)
そのかわり右岸側では新橋梁の橋脚構築に向けて、鋼管矢板が打設され一段落しています。
新神崎川橋梁481
(2019.4.16)
神崎川右岸から次の支線神崎川北踏切までの区間では、旧営業線の位置で杭工事が本格化しました。
支線神崎川北踏切121
(2019.9.16)
最後は府道14号線との交差部付近まで。
こちらは旧営業線の築堤撤去が完了し、並行して尼崎市工業用水の導水管撤去が行われています。
支線~十高220支線~十高131
(左2018.12.23・右2019.9.16)


躯体が完成している構造物は24基。数だけで計算すると全体の15%程度です(進捗率とは言えませんが一つの目安でしょうか)
事業期間も見直され令和6年度末へ延長されていますし、
まだまだ道半ばといった感じですが、レポートを続けていきたいと思ってます。

 

 

 

 

----------See you next♪----------

 


1回目から12回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
13回目から24回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
25回目から36回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
37回目から48回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
49回目から60回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
61回目から72回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
73回目から84回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。


鉄道コムで「阪急淡路駅」 を調べてみる

鉄道コム