おはようございます。

 

今日は初のオーディオネタです。

スピーカーから異音が出るようになって焦りまくり..結果的に意外な原因でセーフだった という話です。

私は鉄道のみならず、オーディオにも興味ありです。親父(故人)がオーディオメーカー勤務だったのが大いに影響しています。このスピーカー、私にとっては高価なものを買いました。英国Tannoy製です。

Revolution Signature DC-6Tというモデルです。

これ、鉄道模型動画の中でチラチラ見え隠れしていたかと思います(笑)。

 

Tannoyは、外側の低音部と中央の黒い部分=高音部が同一中心軸上にあるのが特徴です。音の定位感が増すとのこと。dual concentric とか同軸2Wayとか呼ばれているようです。

これのタイプ1つだけがドンと搭載されている高級機種もありますが、私のは今風のモデル、下側に低音補強のスピーカーがもう1つ、計2つ付いています。このメーカーは学生のころからいいなーと思いつつも高くて手が出ず、10年ちょっと前に決断し、購入しました。

ところが最近、低音の効いた音楽を鳴らすとRch 下側スピーカーからバリバリというかビービーというか、妙な異音が断続的に出るようになってしまいました(汗)。

マジか?故障か?と正直焦りました。修理に出すか、あんまり高いようなら下手すると買い換え?どっちにしてもかなりカネがかかりそうだなー と思っていたのですが..

 

どこが悪いんだろう、バラす必要があり?などと見たり触ったりしていたところ、中心部の丸い銀色の部分が何か妙な感じなのに気づき、ちょっと力をかけてみたら ポロリ と外れました。

 

剥がれた中心部の表(左)、裏です。下のスピーカーは低音専用なので、高音ユニットが無いのですが、その部分にはペーパーコーンと同じ材質?の丸いのを接着剤で貼っていただけなのね。

で試しに剥がれた状態で鳴らしてみたところ、全く異音は出ず..

どうやら接着剤が剥がれかかった状態で低音の振動がかかり、異音を発していたようです。

こんな原因だったんか!

 

接着剤で貼り直し。今のところ何ら問題は起こっていません。やれやれ..一安心です。

 

とはいえ、スピーカーは常に振動するだけに”消耗品”。いつか修理やオーバーホールは必要になるでしょう。今回故障と思ったのでちょっと調べましたが、修理は結構高いし時間もかかるようです。本体丸ごと持ち込みは出来ず、スピーカー部のみを外して修理に出す なんて業者も...これ、バラすの?

多分アルミ製の外周部を外せば取付ネジ等が出てくるんだろうと思いますが、これも接着剤で固定されていると思われ、曲げたり傷付けたり..のリスクを冒して外す気は今のところありません。

問題なく鳴るうちは大事に使いたいと思います。

 

結果的にズッコケるような原因でしたが、鉄砲玉で修理に出していたら..と思うと、気づいて事なきを得られて良かったー と思います。高さ1m近く、1本16kg超ですから、運送代だけでも結構な金額になったでしょうしね。

 

以上初のオーディオネタでした。最後までご覧いただきありがとうございました。